東京都の多摩地域東部にある西東京市は、21世紀最初の新設合併による市ということで注目を集め、年々人口が増えていっています。
それに伴い以前に比べるとマンションの数が増えました。
マンションに住む人が増え、工事の数も圧倒的に多くなりましたが、特に水の被害を受けやすいバルコニーの防水工事の件数が増えました。
防水工事といっても様々な種類があります。
例えば雨の影響による塗装の剥がれを補修する作業です。
トップコートの剥がれのみの場合、約4万円から6万円ですがシート層や防水層から剥がれてしまっている場合は高い時で15万円ほどとなります。
シート層や防水層まで剥がれが進行する前に業者へ連絡すると良いでしょう。
つぎに、水たまりの改善です。
ほとんどの場合バルコニーの下地の勾配不足が原因となり水たまりができますが、排水溝のつまりが原因の場合はトイレの詰まりに使えるラバーカップで簡単に解消できます。
マンションのバルコニーの防水工事として最も件数が多いのが雨漏りや漏水が問題となっている場合です。
バルコニーを下から覗いてみて、ひび割れが見られるようであればすぐに業者へ連絡をしましょう。
保証期間内であれば無料で工事をしてもらえますが、保証期間外だと補修の工法にもよりますが、10万円~20万円の費用がかかります。
事前の対策として、繊維強化プラスチックを使ったFRP防水や、ウレタン樹脂塗料を使ったウレタン防水等もあるので問題が起きる前に備えておくと良いでしょう。