現在、東京都の都心部を中心に人口が集中しています。人口が集中する理由はいろいろありますが、やはり東京都は買い物や通勤に便利だからです。人口集中したことで、都心部に限らずその周辺の区や市にも人口増加が見られました。その一つが西東京市です。西東京市は、多摩地区の東側に位置していますが、近年人口が増加しておりマンションの建築も増えています。
マンションを所有することで駅のそばや比較的便利な場所に住むことができる一方で、マンションは時間の経過とともに劣化してくるので修繕も必要になります。修繕の一つとして屋上防水があります。マンションのような屋上がある建物の弱点は雨漏りに弱いことです。たとえば、一戸建ての瓦屋根やスレート屋根の屋上と比較すると雨を樋に流すことができず、下手をすれば数日間は水たまりができた状態になります。特に梅雨の時期などはなかなか水が引くことはありません。そこで、屋上防水をすることで雨が降った時に雨漏りを防ぐことができます。屋上防水にはいくつか工法があり、その中でシート防水があります。シート防水はシートを屋上に敷くことで雨漏りを防ぐことが可能になります。このシート防水の特徴は、軽いことです。軽量故に地震が起きたときにも建物に負担がかからないようになっています。ただ、接着剤を使うため接着剤が劣化し始めると防水効果が少なくなり、雨漏りが発生することがあります。定期的なメンテナンスが大事になります。