練馬区には人口増加により駅周辺だけでく国道沿いにもたくさんのマンションがあります。マンション住まいにはそれぞれメリットとデメリットがあります。メリットはセキュリティーが一戸建て住宅よりも高い点や冬場の暖房設備の効きの良さです。前後左右(角部屋を除けば)密集しているため基本的には暖かいのです。
その一方で、マンションには修繕積立金があります。毎月1万5千円程度の支払いをしているところが多いですが、年数が経過してマンションの劣化が激しくなり修繕が頻繁に必要になると修繕積立金の額は上がって行きます。では、マンションの修繕積立金はどのように使われるのでしょうか。その使う場面マンションを修繕をする時ですが、たとえば屋上の防水シートが劣化したために屋上防水シートを新たに敷く場合に積立金から出すようにしています。
屋上防水シートには主に2種類あります。一つが塩化ビニールシートになります。塩化ビニールシートの耐用年数はおよそ10年から12年になりますので、10年が経過したあたりで一度新しく屋上防水シートを貼り替えなればならなくなります。もう一つはゴムシートです。ボムシートは意外と頑丈に作られていますので、耐用年数も15年程度と長いのが特徴になります。耐用年数は長いですが、それを接着する接着剤は耐用年数がやや短いため、そこから雨漏りがする可能性があります。
このように、修繕積立金の行方は屋上防水などに消えていきます。そして屋上防水の耐用年数は10年から15年ぐらいになります。