かつて田無市と保谷市だったところは現在西東京市として1つの市になっています。西東京市は20年前と比較しても3万人ほどの人口が増えており、マンションの建設も多くなっています。もともと西東京市自体は特別区に比べると地味な存在ですが、すぐ東側には特別区の一つである練馬区があるなど割と特別区へ行くには距離的にもちょうど良く、国勢調査によれば特別区へ通勤している人数は通勤人口のおよそ42パーセントになっています。西東京はこのような割と便利な立地であることから駅周辺の土地は人気があり、マンションの建築も増えています。
新築のマンションが増加する一方で、築年数がある程度経過したマンションも少なくはありません。築年数が経過するとマンションはどうなるでしょうか。まず、5年目までは特に目立ったひび割れはありませんが、それ以降は徐々にひび割れが発生します。その場合にはトップコートを塗るだけで十分でしょう。ですが、15年程度経過すると屋上から雨漏りが発生する可能性があります。そこで、屋上防水シート工事をする必要があります。屋上防水シートとは、屋上に防水シートを貼り付けるもので、その種類は大きく分けて2種類あります。一つ目の種類は塩化ビニールシート防水工事です、色が選べる塩化ビニールを屋上に貼り付けることで雨水が入り込むことを防ぎます。もう一つは、ゴムシート防水工事です。耐久性の高い合成ゴムのシートを貼り付けていきます。
このように屋上防水シートには主に2種類ありますので、特徴の違いを知っておきましょう。