西東京市は東京の中でも割とマンション建築が進んでいるところです。東京の特別区にも近く通勤も便利なことから人口が集中してきました。特に2001年の田無市と保谷市の合併後は街づくりのコンセプトも一新しており、都心部のベッドタウンとしてより多くの人にとって住みやすい街になっていきました。
西東京市の私鉄沿線は多くのマンションが建っていますが、当然新しくできたマンションのほうが人気はあります。新築から10年年以上経過したマンションは、設備も古くなり、また外壁や屋上も劣化していきます。このようにマンションは経年劣化が大きな課題になっているのです。経年劣化が進んでいくにつれて大規模修繕工事が必要になります。大規模修繕工事は一般的には15年ないしは20年経過するあたりで行われていることが多いのが現状です。ただ、大規模修繕工事を行うにあたり季節を考慮することが大事になります。
では、大規模修繕工事に適している季節はいつ頃でしょうか。この点、設備に関する工事についてはそれほど季節にこだわる必要はありません。問題は外壁塗装や屋根塗装、防水工事になります。基本的には塗装関係は、気温が5度未満になると塗料が伸びにくくなるためあまり適していません。夏場気温が35度を超える場合にも逆に塗料が伸び易くなるため、やはり塗装をするには適していないのです。また、梅雨に入っている季節も雨が断続的に降るため塗装には向いていません。