東京都の中でも多摩地区に属する市として武蔵野市があります。武蔵野市はすぐ東側が特別区という立地ですので、特別区へ通勤する人が多いのが特徴です。市内には中央線が通っており、武蔵境駅や吉祥寺駅があるため、交通の便も良いのです。また、特別区と比較するとその地価は安くなっており、特別に通勤や通学をしたいけども特別区では家賃が高い、あるいは土地の値段が高いと感じる人なら住む価値があります。人口も増加の一途をたどっており、マンション建設も増え続けています。
マンション建設後、しばらくは定期的なメンテナンスで問題ありませんが、10年単位で見ていくと最初の10年は建物の劣化はそれほど目立ちませんが、20年目に差し掛かる前に外壁や屋上にひび割れ棟が発生することがあります。そこで、施工会社に修繕工事をお願いするか大規模修繕工事をお願いするかで迷う管理組合もあるかも知れません。タダのひび割れ程度であれば普通の修繕工事で問題ありませんが、20年も経過すると設備なども古くなってきます。設備は古くなって時代に合わなくなっているのでひび割れだけ補修をしてもそのマンションの価値は下がる一方です。その場合は大規模修繕工事が必要になります。
大規模修繕工事をする場合には施工会社を選ぶ必要がありますが、施工会社は裏金などで決定することもあります。ですが、これでは住民にとっても嫌な感じがするでしょう。そこで、入札というカタチで選ぶのが普通になります。