練馬区は東京都の23区の中でも北西部に位置する区になります。人口はおよそ72万人と23区の中でも世田谷区に次いで多いのです。練馬区の人口は、近年大江戸線や副都心線が開通したことで一気に増加をしています。2010年におよそ70万人だった人口が2015年にはおよそ72万人にふくれあがっていることを考えるとかなりの増加傾向があることがわかります。人口増加に伴い一軒家はそれほど増えている訳ではなく、むしろマンションの増加が目立ちます。
マンションは増加していますが、もともとマンション自体も多くあり、築年数が経過して老朽化が著しいマンションや築15年から20年目でマンション大規模修繕が必要なマンションもあります。
マンション大規模修繕をする場合には管理組合がその流れについて決定していきます。当然個人の区分所有権の生じている所は管理組合の決定が及びませんので、区分所有権がないところを管理組合が決めて行く形になります。
では、マンション大規模修繕のメリットはなんでしょうか。一番のメリットは、住民にとって安心できる暮らしを実現することです。マンションは鉄筋コンクリートで建築されており、木造や鉄骨に比べると頑丈ですが、それでも年数が経過すると劣化する恐れがあります。普段は大きな劣化を見せることはありませんが、大規模な地震が起った場合などはコンクリートの壁が崩れてけが人や死者が出る恐れがあるのです。そのためマンション大規模修繕は住人の安全を確保することが一番のメリットになるのです。