東京の練馬区は特別区のひとつですが、中心部からは遠ざかっているため、特別区の平均的な地価に比べると安くなっているのが特徴になります。ただ、電車での交通の便がよく、新宿や池袋近辺にも電車で30分程度しかかからないためベッドタウンとしての機能があります。特に駅のそばにはマンションが多く建築されており、大小様々な建物があります。
マンションに住む場合には、新築であれば老朽化についてはそれほど気にする必要はありませんが、築年数15年を超えたマンションは老朽化の心配をしておく必要があります。マンションの老朽化を防ぐためには大規模修繕工事が必要になります。大規模修繕工事は15年前後に一度しておくのが理想です。では、大規模修繕工事をしないとどうなるでしょうか。まず、外壁のひび割れやタイルの剥がれなどが目立ちはじめます。もし、大きな地震が起これば外壁に大きな亀裂が生じる可能性があり、タイルが落下する怖れがあります。もし、下に人がいたとすれば大きな人災になるおそれもあります。住人としては大規模修繕工事については積極的に考えないといけません。
では、大規模修繕工事をするときの会社選びはどうしたらいいでしょうか。会社選びは普通公平性の視点から競争入札で決めます。それをせずにすでに始めから会社が決まっているなどの場合は住人も不安になるはずです。複数の入札があれば、管理組合が見積もり費用や工事期間を考慮して決めてます。