武蔵野市は駅前や駅から半径5キロ以内にはたくさんのマンションがあります。マンションも新築の頃は特に修繕をする必要性はありませんが、一般的に15年を経過したあたりでマンション大規模修繕をする必要性が出てきます。この必要性をもう少し具体的にいうと、ひとつはマンション大規模修繕をすることで、耐震性が高まり震度6以上の震災の時などに備えることができます。また、日常的な話ではコンクリートの劣化による水漏れやひび割れを防ぐことになります。ひいてはマンションの寿命を延ばすことになります。
バリアフリー工事も同時に行うことで65歳以上の高齢者のマンション暮らしがしやすくなるというメリットもあります。最近は、65歳以上の高齢者でもマンション暮らしが増えています。2階建てや3階建ての一戸建ての場合だと階段の上り下りが負担になるからです。この点、マンションであればエレベーターを利用することができますので、一戸建て住宅のような負担は少ないのです。
投資という見方からマンション大規模修繕を考えると、修繕をしっかりと行っているマンションの方が価値が上がります。中古マンションというと相場が下がっていくだけの感じがしますが、相場が下がる原因はその建物自体が老朽化しているからです。この裏を返せば、マンション大規模修繕により老朽化を防ぐことができればマンションの価値は下がらずに高い価値を維持したまま売却をしたり賃貸に出したりすることができるのです。