東京23区の練馬区は人口が急激に増えている区の一つになります。練馬区は23区の中でもビルは少ない方ですが、それでも駅前やその周辺にはビルが建ち並んでいます。ビルは意外と劣化したビルも多く、大規模修繕工事を行うビルもありますが、特に修繕工事を行っていないようなビルもあります。およそ7割は修繕工事を15年から20年ぐらいの間隔で行っていますが、残りの3割ぐらいは修繕工事を行っていないのです。基本的に修繕工事は必要ですが、お金がないために修繕しない場合があります。ただ、雨漏りが発生すると嫌でも修繕をしなければならなくなります。できれば雨漏りが発生する前に修繕を行った方がビルの寿命が長くなります。雨漏りが起ってからでも間に合わないわけではありませんが、やはりできるだけ早急に防水工事を行うに越したことはありません。
防水工事をする場合にはいくつかの種類の塗料があります。その一つは、ガラス繊維を強化プラスチックで強化したFRP工法です。このFRP工法は被覆防水層を形成して雨風などから表面の浸食する工法です。耐用年数はおよそ10年ほどになります。また、塩化ビニール樹脂の防水シートを接着剤などで下地に貼り付ける工法である塩ビシート防水もあります。耐用年数はおよそ13年ほどになります。さらに、合成繊維不織布にアスファルトを含ませた工法としてアスファルト防水があります。耐用年数はおよそ20年になります。