アスファルト防水とは、屋上防水の施工方法の1つで、1mくらいの巾シート状のものを張り合わせて表面がゴツゴツ、ガサガサしていたり、細かい石の模様が入ったものを特徴としてます。
よって砂利の骨材にアスファルトを混ぜて施工する道路のアスファルト舗装とは違います。
そもそもアスファルトとは、原油から重油そしてガソリン、灯油などを精製した後の残りで油の一種です。油なので水をはじく性質があるため、防水として多く使用される様になりました。
アスファルト防水の構造としては、液状のアスファルトとシート状のアスファルトを何層にも重ね防水層を作っていきます。
シート状のアスファルトには2種類あり、1つ目がアスファルトルーフィングと呼び、屋根の野地板上に雨水の浸入を防ぐために設けられるフェルトに、アスファルトを染み込ませた防水紙の事を言います。
更にガラス繊維や合成繊維不織布を用いて性能を高めたシートもあります。
2つ目がアスファルトフェルトと呼び、鉱物や動植物で作られたフェルトに、アスファルトを浸潤させたものを言い、木造外壁のラスモルタルの下張りにも用いられます。
この様にアスファルト防水の特徴としては、実績もこれまでに数多くあり信頼性の高い工法として知られています。
アスファルト防水には主に3種類の工法があります。
既存の防水層や予算、周辺環境によって工法の選定を行っていきます。
1つ目はトーチ工法と呼び、上記で説明した改質アスファルトルーフィングシートの裏面と下地をトーチバーナーであぶり溶かしながら貼り付ける方法です。
メリットとしては、1層が主流なので経済的に使え、煙や臭いもなく通常のアスファルト防水よりは工期の短縮が可能となります。
但し施工業者によりバラつきがあるので注意が必要です。
2つ目は熱工法と呼び、熱で溶かしたアスファルトを用いる方法で、溶融釜で220から270度に溶融した防水工事用のアスファルトを使用します。
この熱工法のメリットは、もっとも歴史が長い施工方法で信用性が高く、水密性や耐久性に優れ寿命年数も17年以上になるのが1つの特徴です。
デメリットはトーチ工法とは違い煙や臭いが出てしまう事にあり、密集した場所には適さないのです。
その他の工法としては、常温工法、冷工法があります。
方法としては常温状態で液状のアスファルト材を使用し、改質アスファルトルーフィング複数枚を交互に積層して張り合わせる工法です。
メリットとしては、火気を使用しないので独自の臭い等もなく、密集した地域や狭い場所でも使用できます。
アスファルト防水は防水の中でも歴史が最も古く信頼のある防水です。
主なメリットは溶融アスファルトとシート状アスファルトを積層し、厚みがある防水皮膜を作り上げているので、耐荷重性や水密性に優れており、対応年数も長く使用出来る事にあります。
アスファルト防水は寿命年数も20年以上と長いのが特徴となります。
デメリットとしては、何層も重ね積層していくため、重くなってしまいます。
そのために建物自体の強度がないと工法としては適しません。
アスファルト防水は、マンションやビルの他にも一般住宅でも使用されています。
建物への水の浸出は建物自体の寿命年数を下げてしまいますので、しっかりとした防水が必要です。
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当ホームページよりマンション・ビルオーナー様や不動産管理会社様、管理組合様より数多くのお問い合わせを頂いております。
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大規模修繕工事を行われる際に気になってしまうのが工事中の騒音です。
大規模修繕工事などを経験している方であればどの程度の騒音がするのかご存知でしょうが、初めて大規模修繕工事を行う方はどのくらいの大きさの騒音がするのか不安に思う所があると思います。
新築工事と違い大規模修繕工事は生活をしている中で工事を行いますので工事中の騒音に注意して行わなくてはなりません。
特に大規模修繕工事の中でも大きな音が発生してしまうのがタイル工事や下地補修工事に伴う騒音です。
タイル工事ではドリルやサンダーといった機械工具を使用するのでどうしても大きな騒音が発生してしまい、特にバルコニー内のタイル補修を行う際にはダイレクトに室内に音が響いてしまいます。
但し、一日中同じ場所で作業するわけではなく悪くなっている所を機械で取り除いていくので常に同じ部屋に音が響いているわけではありません。
騒音がする工事というのは塗装工事やシーリング工事、防水工事では気になるような騒音はありませんが、下地補修工事の段階で大きな騒音がしてしまいます。
またビケ足場と言われる足場ではハンマーで叩いて足場材を繋いでいくため金属音が発生してしまいます。
しかし、これらの作業は大規模修繕工事には必要不可欠な作業となり避けて通れないのが現状です。
告知もなしに突然騒音のする工事を行えばクレームの対象となってしまいます。
特に小さな建物の場合建物全体に騒音が響き渡ってしまうこともあります。
このような騒音作業を行う際には事前にお知らせなどのチラシを投函したり、掲示板に貼るなどをして対策をして居住者の方や近隣の方から理解を得てから行う必要があります。
計画的にお知らせをすることで騒音が発生する日は外出するなど工事中の騒音の対策が取れるようになります。
もしご自身の建物で大規模修繕工事が行われる場合にはお知らせなどの掲示板の設置をするのか騒音がいつするのかを確認してわからないことは業者に確認するといいでしょう。
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最近塩ビシート防水を採用されている建物が多くなってきました。
塩ビシート防水を採用している建物の特徴として多いのがハウスメーカーが建てた建物です。
木造住宅ではFRP防水がよく採用されており、RC造の建物ではウレタン防水やアスファルト防水が多く採用されています。
他の防水工事の工法がある中で塩ビシート防水を採用するにあたっては多くのメリットがあります。
ウレタン防水のように塗膜防水と呼ばれるローラーやコテなどを使用して塗り重ねていく工法では定期的なメンテナンスを必要とされ、初期費用は安いものの下地処理が不十分であったり、防水専門の業者でなくても扱え後々手抜き工事のトラブルに繋がるなど消費者の目に見えない部分が多い工法で時間が経過しないと良し悪しの判断が難しい防水の工法でもあります。
しかし、塩ビシート防水の場合には特別大きな下地処理を必要とせず塩ビシートを貼るだけで防水の効果を発揮できるのでウレタン防水のように目に見えない部分というのがとても少ない工法です。
目に見えない部分の作業が少なければ手抜き工事の心配もなく安心できる工法とも言えます。
塩ビシートを採用するにあたって3つのメリットがあります。
塩ビシート防水のメリットは下地を気にせずに行えるので、元々の防水を撤去することなく行えるメリットがあります。
防水工事の工事費の中で撤去作業というのは費用的にも大きく負担がのしかかってくるので撤去費用を節約でき、また撤去を行わないので処分にかかる費用も抑えることができます。
工事期間についても塩ビシート防水であれば大幅に短縮することができます。
何故ならばウレタン防水などの工法では液状のものを使用するので乾燥期間が必要とされます。
気温が高い時期は乾燥も早くなりますが冬場などの気温が低い時には2日間ほど乾かないこともあります。
乾燥させている間は作業が全くできず作業毎に乾燥期間を設けなくてはならないので工事期間が長くなってしまう傾向があります。
塩ビシート防水ではシートを貼っていくだけなので乾燥期間がなく工事期間もウレタン防水に比べると短い期間で終わらせることができます。
在宅が必要な場合での工事期間が短いのはとても大きなメリットになります。
そして塩ビシート防水での一番のメリットはメンテナンスを必要としないところにあります。
先述したようにウレタン防水などでは定期的なメンテナンスを必要とし、ウレタン防水・アスファルト防水・ゴムシート防水であればトップコートの塗り替えなどが5年に一度程度の範囲で必要となりますが塩ビシート防水ではこのようなメンテナンス作業が一切必要がありません。
耐久性も高いので10年以上の耐久性を期待できます。
初期費用は高くなりますがメンテナンスなどの費用のことを考えた場合に全体的に見ればお得かもしれません。
いかがでしたでしょうか。
塩ビシート防水にはたくさんのメリットがあります。
メンテナンスを不要にしたい方や足場がないと上がれないような屋上にはおすすめの防水です。
ウレタン防水と違い扱いが難しい防水ですので実績のある業者へ依頼するようにしましょう。
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江東区にあるビル外壁の現地調査に行ってきました。
雨漏りは発生していませんが広範囲に渡ってひび割れが発生しており早急に補修が必要な建物です。
補修方法はUカットシーリング工法かエポキシ樹脂低圧注入のいずれかの提案になりそうです。
1階廻りの外壁にひび割れが多いので足場を架けないで行う作業になります。
部分的な補修でも早めに対処すれば大きな工事にならなくて済むのでひび割れなど気になるところが出たら早めに対処するようにしましょう。
KOSEIは西東京市を拠点として活動している会社ですが江東区のエリアでもビルやマンションの現地調査をご対応しております。
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武蔵野市のオーナーマンションにて大規模修繕工事を行なっております。
こちらの物件はタイル貼りのマンションでタイル下地補修がメインの建物になります。
タイル下地の補修はひび割れ・欠損の起きているタイルの貼り替え、タイルの浮きによるエポキシ樹脂注入の工事を行なっています。
天井・手摺壁の外壁塗装やその他鉄部塗装など塗装工事も多くあります。
天井・外壁塗装面の鉄筋爆裂補修やひび割れ補修、Uカットシーリング補修などを行なっております。
タイル面は薬品洗浄を行い高圧洗浄で汚れを落としていきます。
屋上は既存がウレタン防水のため防水工事はトップコートの塗り替えで既存の防水層を保護する方法です。
ウレタン防水は特に痛みがひどくない場合や防水工事を行なってから年数が経っていない場合などトップコートでメンテナンスを行う場合があります。
トップコートの塗り替えは5年に一度行うのが望ましいです。
大規模修繕工事はとても大きな工事なので全ての工事をグレードの高い工事で行えば費用がかなりの高額になってきますが足場がなくてもできる工事や現状の状態が良いものなどはあえて手をつけずに計画を立てて何年後かに行うことで費用の捻出を防ぐことができます。
例えば足場がなくても上がれる屋上や廊下の床などの防水工事は大規模修繕工事の中でも費用の割合が大きいため早急に行わなくても問題がなければ見送ってもいい場所でもあります。
武蔵野市のマンションの大規模修繕工事の費用でお悩みでしたらぜひKOSEIまでご連絡ください!!
KOSEIは西東京市を拠点としている会社ですが武蔵野市のエリアでもマンションやビルの大規模修繕工事のご対応をしております。
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狛江市のお客様よりホームページからお問い合わせを頂き屋上防水工事を行いました。
雨漏りがひどく続いており雨漏りを解決したいということで防水工事の提案を致しました。
建物の形状がとても複雑な建物で雨漏りを特定するには時間と費用を多く要するため屋上防水を全体に行いました。
もともとアルミ製の笠木が取り付けてありましたが雨漏りの原因の一つとして、笠木の隙間から雨水が侵入していることも考えられたので笠木を撤去して塩ビシート防水で収めました。
あえてアルミ笠木を戻さないことでで隙間からの水の侵入を防ぐことができ、点検もしやすくなります。
実際に行った屋上防水工事の工法はウレタン防水と塩ビシート防水の複合防水で行い10年の保証が出る内容で行っております。
このような複雑な形状をしている建物では部分的な補修で雨漏りを特定して止めるということは難しく長く屋上防水を行なっていないため全体的に防水工事を行うことが望ましいです。
また部分的な補修ではすぐに再発する恐れもありメーカーからの保証も認められないので10年以上屋上防水などの工事を行なっていない建物は保証がしっかりと付く内容の工事を行うといいでしょう。
定期的に点検を行うことで未然に雨漏りを防ぐことができますので屋上の防水を一度も行っていないという建物があれば一度点検することをお勧めします。
もちろんKOSEIでは点検・見積りは無料です!!
KOSEIは西東京市を拠点として活動している会社ですが狛江市のエリアでもビルやマンションの屋上防水工事のご対応しております。
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大規模修繕工事で実際に遭遇した事案の修繕の技法やノウハウのご紹介、どのように問題解決を行ったかなども詳しくご紹介しておりますので、任せて安心と評判の当社の技術の判断材料にしていただければ幸いです。
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