
以前より行っておりました埼玉県の所沢市のマンション大規模修繕工事が完了しました。
外壁のタイルは目地が深く水を吸い込みやすいタイルなので吸水防止材(撥水材)を塗布しました。
吸水防止材(撥水材)を塗布することで水を弾くようになるのでタイルの劣化などを防いでくれます。
汚れも付着しにくくなるのでタイルの外壁の改修工事を行う場合は吸水防止材(撥水材)もセットで行うとより効果的です。
シーリングも古いものを撤去して新しくシーリングを打ち替えました。
タイルがメインの外壁ですが外壁塗装も少しありましたので天井やバルコニーの腰壁など塗装を行いました。
外壁タイルも薬品洗浄を行い汚れがきれいに落ちて全体的に明るい印象になりました。
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株式会社幸成は創業から30年以上の実績があるマンション・ビルなどの大規模修繕工事・防水工事の専門店です。
当ホームページよりマンション・ビルオーナー様や不動産管理会社様、管理組合様より数多くのお問い合わせを頂いております。
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※本記事は2025年12月10日に最新情報へ更新しています。

クリヤー塗装との違い・費用・耐久性を専門業者が徹底解説
マンション・アパート・ビルなどのタイル外壁は、一見すると非常に丈夫に見えます。
しかし、大規模修繕の現場では「見た目以上に劣化が進んでいる」ケースが多く、タイル落下のリスクや目地の劣化が原因で大きな補修費用が発生することも珍しくありません。
そのような状況の中で、「外観は変えずにタイルを長持ちさせたい」「クリヤー塗装の艶が出る仕上がりは避けたい」と考えるオーナー様から特に支持されているのが 浸透性吸水防止材(撥水材) です。
浸透性吸水防止材は、タイル目地に深く浸透し、内部から防水層を形成する最新の保護材で、タイルの美観を損なうことなく寿命を延ばせる優れた材料です。
本記事では、専門業者の視点から「なぜ浸透性吸水防止材が必要なのか」「クリヤー塗装とどう違うのか」「費用相場や耐久性はどれほどか」などを、オーナー様向けに分かりやすく解説します。
タイル外壁は「メンテナンスが不要」と誤解されることがありますが、実際にはタイルそのものよりも目地部分が早く劣化します。
それでは、なぜタイル外壁が劣化するのか、その本質を詳しく見ていきましょう。
タイルは焼き物でつくられており、非常に硬く、紫外線や雨風にも強いため耐久性に優れています。
しかし、タイル同士をつなぐ 目地モルタル は、水分を吸い込む性質があるため、ここから劣化が進行してしまいます。
目地が劣化すると、以下のような症状が出やすくなります。
・目地のひび割れ
温度変化や雨水による膨張・収縮を繰り返し、ひび割れが発生しやすくなります。
・雨水の侵入による下地劣化
水が内部まで入り込むことで、コンクリートやモルタルが劣化する原因となります。
・タイル浮きや剥落のリスク
下地が劣化するとタイルが浮き、最悪の場合には剥落につながります。
このように、タイル外壁の維持には「目地の防水」が最も重要なポイントとなります。
すべての建物が同じ条件で劣化していくわけではありません。
特に以下の環境にある建物は劣化が早まる傾向にあります。
・車通りが多い道路沿いの建物
排気ガスの汚れがタイルに付着し、洗浄しても落ちにくくなります。
・交差点近くのマンション
粉じんや汚れが多いため、目地の吸水とともに汚れが定着しやすくなります。
・直射日光が強く当たる南面が広い建物
温度変化が大きく、膨張収縮により目地の劣化が進みます。
・築20年以上でメンテナンスをしていない建物
目地の吸水により、内部からの劣化が徐々に進行しています。
これらの環境条件は、タイル外壁の劣化を加速させるため、早期の保護が不可欠です。
タイル外壁でよく見られる「白い汚れ」や「黒い雨だれ」は、多くの場合、目地の吸水が原因です。
水を吸い込んだ目地は、乾燥の過程で内部のカルシウム成分が表面に押し出され、
いわゆる 白華(エフロレッセンス) を引き起こします。
さらに、吸水した目地に排気ガスや粉じんが吸着しやすくなり、
黒い雨だれ汚れ としてタイル表面に跡が残ることもあります。
これらの汚れは洗浄しても取りきれない場合が多く、外観の印象を大きく落としてしまいます。
外壁タイルの劣化を放置すると、以下のような費用の大幅増加につながります。
・タイル浮きの補修費(部分貼り替えやアンカーピン)
浮きが広範囲に及ぶと高額になります。
・下地補修費用の増大
水が浸入すると内部のモルタル・コンクリートが傷み、補修費が跳ね上がります。
・シーリング再施工の頻度増加
劣化が早まるため、修繕サイクルが短くなります。
・外観劣化による資産価値の低下
入居希望者が減り、空室リスクにつながることもあります。
つまり、タイル外壁の寿命を延ばすためには、
「見た目を変えずに目地を防水すること」が何よりも重要なのです。
浸透性吸水防止材は、タイルの目地に深く浸透して内部で防水層を形成する最新の材料です。
クリヤー塗装のようにタイル表面に塗膜をつくるのではなく、あくまで 内部から防水する“含浸型” である点が特徴です。
吸水防止材は、粒子が非常に細かいため目地の奥まで浸透します。
そして、内部で反応し、雨水の侵入を抑える「見えない防水層」を形成します。
この仕組みにより、
・剥がれが起こらない
・塗膜のように経年劣化で白化しない
・外観をそのまま保てる
といった特徴が発揮されます。
浸透性吸水防止材はタイルの目地にだけ浸透し、表面にはほとんど残りません。
そのため、
・タイルの艶はそのまま
・デザイン性を損なわない
・高級感のある外観を維持できる
というメリットがあります。
特にデザインタイルを採用しているマンションや、
外観を大切にしたいオーナー様には非常に相性の良い工法です。
材料自体が無色透明のため、
施工後も「施工したかどうか分からないほど自然」な仕上がりになります。
高級マンションや商業ビルでは、
「外観イメージを変えずに建物を保護したい」
というニーズが強いため、浸透性吸水防止材は高い支持を得ています。
浸透性吸水防止材は、初期費用こそクリヤー塗装と同等かやや高めですが、
長期的には修繕費を大幅に抑えることができます。
・塗膜剥離が起きないため再施工が容易
・白華・汚れが減り外観の維持がしやすい
・タイルの貼り替えリスクが減る
・大規模修繕の周期を延ばす効果がある
見た目だけではなく 資産価値の維持に直結 する工法といえます。
大規模修繕で最も迷われるのが「クリヤー塗装との比較」です。
それぞれの特徴を理解することで、建物に最も適した工法を選ぶことができます。
クリヤー塗装は透明な塗膜をつくるため、タイルに光沢(艶)が出る傾向があります。
一方で吸水防止材は艶が出ないため、施工後も外観がほぼ変わりません。
「今のタイルの風合いをそのまま残したい」というオーナー様には、吸水防止材が最適です。
クリヤー塗装の耐久性は一般的に 10〜12年 とされています。
ただし、汚れやすい立地では劣化が早まり、耐久性が短くなることもあります。
浸透性吸水防止材の耐久性は 7〜15年 と幅がありますが、
塗膜ではなく内部で保護するため、環境によってはクリヤー塗装より長持ちします。
クリヤー塗装は静電気の影響で汚れが付着しやすく、
数年後にはタイルよりも塗膜の汚れが目立つことがあります。
吸水防止材は表面に塗膜を作らないため、
汚れの付着が非常に少なく、美観を維持しやすいのが特徴です。
クリヤー塗装は塗膜が劣化すると剥離し、
次回改修時に「塗膜剥離作業」が必要になる場合があります。
吸水防止材は内部浸透型のため剥がれず、
再施工しやすいことが大きなメリットです。
| 項目 | クリヤー塗装 | 浸透性吸水防止材 |
|---|---|---|
| 見た目 | 透明な塗膜で艶が出て、タイルの印象がやや変わる | 無色透明で艶もほぼ変わらず、既存タイルの風合いをそのまま保てる |
| 保護方法 | タイル表面に塗膜を形成して水を弾く「被膜型」 | 目地内部に浸透して水の侵入を抑える「含浸型」 |
| 汚れの付きやすさ | 塗膜表面に汚れが付着しやすく、経年で雨だれやくすみが目立つ場合がある | 塗膜がないため汚れが付きにくく、排気ガスなどの汚れも定着しにくい |
| 耐久性 | 一般的に10〜12年が目安 | 環境により7〜10年と幅があるが、内部浸透型のため塗膜剥離が起こりにくい |
| 次回改修時 | 塗膜の劣化や剥離があると、塗膜撤去などの追加作業が必要になり、費用が増える場合がある | 内部浸透型のため塗膜撤去が不要で、再施工や他工法への切り替えがしやすい |
| コスト | ㎡単価は中程度で標準的 | 材料価格はやや高めだが、長期的には修繕コストの削減が期待できる |
| 向いている建物 | 艶を出して外観イメージを変えたい建物や、デザイン性を強調したい物件 | 見た目をほとんど変えずに耐久性と防水性を高めたいマンション・ビルに最適 |
ここまでを見ると、
浸透性吸水防止材は“見た目を変えずに性能を向上させたい”オーナー様に非常に適した工法 といえます。
外観を変えずに防水性能を高められる点は大きな魅力ですが、採用前に知っておくべき注意点も存在します。
施工後の見た目の変化やコスト面など、オーナー様が納得して選択できるよう、メリットだけでなくデメリットも包み隠さずお伝えします。
浸透性吸水防止材には多くのメリットがありますが、
特にオーナー様にとって重要なのは以下のポイントです。
● 外観を変えずに防水できる
タイルの色味や雰囲気を損なわないため、
美観重視のマンションやデザインタイルと非常に相性が良いです。
● 目地の吸水を強力に抑制し、劣化を防ぐ
水分を吸い込むと膨張・収縮を繰り返すため、
ひび割れや白華が発生しやすくなります。
吸水防止材はこれらを内部から抑制します。
● 剥がれないため長持ちする
塗膜ではないため、クリヤー塗装のように
「塗膜がパリパリ剥がれる」といったトラブルが発生しません。
● 長期的に修繕費を抑えられる
白華や雨だれが減ることで清掃費が削減でき、
タイル補修や貼り替えのリスクも軽減できます。
一方で、注意点やデメリットも存在します。
● 見た目の変化がないため施工感が少ない
施工後の変化がほとんどないため、
「本当に施工されているの?」と思われることがあります。
● 材料単価がやや高め
クリヤー塗装と同等〜やや高めな材料もあります。
ただし長期的には費用対効果が高いです。
● 完全防水ではない
あくまで吸水を抑制するものであり、
完全に水を遮断するものではありません。
浸透性吸水防止材は特に「美観を維持したい建物」や「汚れを抑えたい立地」に向いています。
例えば、道路に面したマンションや、高級感のある外観を維持したい賃貸物件などです。
反対に、「艶感を出したい建物」や、「デザインを大きく変えたい場合」はクリヤー塗装が向いています。
浸透性吸水防止材は扱いが簡単なように見えますが、
実は施工不良が発生しやすい材料でもあります。
代表的なトラブルは以下のとおりです。
・乾燥不足による白華再発
下地が濡れた状態で施工すると、乾燥過程で白華が再発することがあります。
・塗布ムラ
吸い込みが不均一な目地に均一に施工しないと、部分的に性能差が出ることがあります。
・ガラス面への付着
飛散防止が不十分だと白濁し、清掃で取れなくなることがあります。
このような失敗は、経験の浅い業者ほど起こりやすいため、
確かな技術を持った施工会社に依頼することが重要です。
吸水防止材の効果を最大限に引き出すには、徹底した洗浄や十分な乾燥といった下地処理が命です。
プロの業者が実際に行っている施工手順や、施工不良を防ぐためにチェックすべき重要なポイントを工程ごとに解説します。
施工前の洗浄は、ただの清掃ではありません。
目地の汚れや古いワックス・排気ガスは目地の吸水を妨げるため、
高圧洗浄と自然乾燥は必須工程です。
施工前に、目地がどれほど吸い込むかをテストします。
これにより、
必要な材料量
施工回数
施工方法
を正確に判断できます。
● ローラー・ハケ
飛散が少なく、小規模マンションや細かい目地に向いています。
● エアレス
短時間で広面積を施工できますが、飛散リスクがあるため
周囲の養生が非常に重要です。
飛散防止の養生を怠ると、ガラスやサッシに材料が付着し白濁することがあります。
施工品質に直結するため、経験豊富な職人が丁寧に作業する必要があります。
吸水防止材は気温と湿度で乾燥時間が変わりますが、
一般的には 3〜6時間 で表面が乾燥します。
最終確認では、目地の吸い込み具合や白化がないかをチェックします。
施工ミスは次のような原因で起こりやすいです。
雨天直後の施工
洗浄不足
塗布量不足
不適切な乾燥時間
気温・湿度管理の不足
施工難易度は高いため、施工会社選びが非常に重要です。
導入を検討する上で最も気になる「費用」と「持ち」。
一般的な施工単価の相場や期待できる耐久年数(7〜15年)、そして長期的な視点で見た際のコストパフォーマンスについて、クリヤー塗装との比較を交えて詳しく解説します。
一般的な吸水防止材の費用相場は、
1,500〜2,500円/㎡ です。
建物の規模、目地の状態、材料の種類によって費用は変わります。
クリヤー塗装は 1,800〜2,200円/㎡ が相場で、
吸水防止材と大きな差はありません。
しかし、長期運用を考えると吸水防止材のほうが
「再施工しやすい」「塗膜剥離がない」などの理由から
トータルコストが抑えられるケースが多いです。
耐久年数は建物環境によりますが、
一般的には 7〜10年 とされています。
塗膜ではなく内部で防水する仕組みのため、
激しい汚れや紫外線にも強いのが特徴です。
吸水防止材を施工することで、
・白華・雨だれが発生しにくい
・清掃費用が削減できる
・タイルの貼り替えリスクが減る
・経年での美観低下が抑えられる
といった効果が得られます。
さらに、外観の美しさが長く保てるため、
入居率の向上にもつながる副次効果があります。
浸透性吸水防止材は、特定の条件にある建物でより高い効果を発揮します。
すべての建物にとって吸水防止材がベストな選択肢とは限りません。
排気ガスの多い道路沿いの物件や、美観維持が収益に直結する賃貸マンションなど、この工法を取り入れることで特に大きな恩恵を受けられる建物の条件をご紹介します。
排気ガスが多い場所では汚れが付着しやすいため、
吸水防止材の採用で美観維持が格段に向上します。
長年の吸水による劣化を抑え、
今後の寿命を延ばすことができます。
雨に晒される部分では白華が起きやすいため、
吸水抑制が大きな効果を発揮します。
外観が清潔な物件は入居率が高くなる傾向があります。
浸透性吸水防止材はその点でもオーナー様に利点があります。
確かな効果を得るためには、建物の状態に合った信頼できる製品選びが欠かせません。
アステックペイントや日本ペイント、エスケー化研といった主要メーカーの代表的な製品を挙げ、それぞれの特徴や選定のポイントを解説します。
「ジョイントシールド」は国内でも浸透力の高い材料の一つで、
大規模修繕で採用されることが多い製品です。
「グラシィーガード」は耐久性に優れ、施工しやすい特徴があります。
「タイルセラクリーン」は浸透・耐久・コストのバランスが良く、
幅広い建物で使用される代表的な製品です。
建物の状態によって最適な製品は異なります。
目地の吸水量・汚れの度合い・築年数などを踏まえ、
最適な材料を選ぶことが必要です。
→ ほぼ変わりません。デザインタイルの美観を維持できます。
→ 7〜10年が目安です。立地条件で変わります。
→ 目地が劣化し始める築15〜20年が最も多いです。
→ できません。白華の原因になります。
→ 見た目の好みと建物の条件によって異なります。
「見た目を変えたくない」なら吸水防止材が最適です。
タイル外壁は、構造上「目地」の保護が最も重要であり、
浸透性吸水防止材はその弱点を補う最適な工法です。
・外観を変えずにタイルを長持ちさせたい
・大規模修繕の費用を将来的に抑えたい
・汚れ・白華が気になる
・クリヤー塗装の艶が好みではない
このようなオーナー様には特におすすめできます。
浸透性吸水防止材は、
建物の寿命を延ばすだけでなく、資産価値を守るための投資として非常に効果的です。
当社では、オーナー様に安心して大規模修繕を検討いただけるよう、
外壁タイルの無料診断を行っています。
・タイル浮きの調査
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建物ごとに最適な工法は異なります。
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株式会社幸成は創業から39年の実績があるマンション・ビルなどの大規模修繕工事・防水工事の専門店です。
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株式会社幸成は、西東京市を拠点に外壁塗装・防水工事・大規模修繕工事を専門に行う直営施工店です。
1987年設立、創業38年。
自社施工による中間マージンゼロで、適正価格と高品質な施工を両立しています。
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今日は練馬区の大泉学園にあるビルに現地調査に伺いました。
昔事務所にしていた場所から近い所だったのですごく懐かしく感じました。
満月というラーメン屋さんがあるのでおいしいので一度行ってみてください。
工事内容については屋上防水や外壁塗装など行う予定です。
外壁がほとんどタイルの為塗装するところは少ないですがタイルに撥水剤を塗ります。
タイルの撥水剤はタイル目地への水の浸透を抑制してタイル目地を保護します。
タイル目地の劣化の進行を抑制するのでおすすめの塗料です。
塗った際も見た目が一切変わらないのでタイルのデザインを損なうことなくできます。
興味がある方は一度お問い合わせください。
本日もお疲れさまでした。
※本記事は2026年1月10日に最新情報へ更新しています。

マンションやビルのオーナー様、管理組合の理事様にとって、大規模修繕工事は非常に大きなイベントです。
その中で必ずと言っていいほど耳にする「打診調査(だしんちょうさ)」という言葉。
見積書に記載されているものの、「壁を叩くだけで何が分かるの?」「今のままでも綺麗に見えるのに、本当に費用をかける必要があるの?」と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、打診調査は建物の「健康診断」であり、所有者の「法的責任」を守るための最重要工程です。
これをおろそかにすると、タイル落下事故による人身被害や、修繕後の再剥離といった深刻なトラブルに直結します。
この記事では、元となる情報を大幅に拡充し、専門的な知識がない方でも「なぜ打診調査が必要なのか」「どうやって行われるのか」「費用の適正ラインはどこか」を深く理解できるよう、徹底的に解説します。
目次
打診調査とは、一言で言えば「音の響きを利用して、目に見えない壁の内部異常を探し出す技術」です。
人間の耳と指先の感覚を研ぎ澄ませて行うこの調査は、ハイテク機器が進化した現代においても、最も信頼性の高い調査方法として建築現場で採用され続けています。
建物の外壁(タイルやモルタル)は、コンクリートの躯体(くたい)の上に接着剤やモルタルで貼り付けられています。
新築時はガッチリと密着していますが、経年劣化によって接着力が弱まると、コンクリートと仕上げ材の間にわずかな「隙間(空気層)」が生まれます。
これが「浮き」と呼ばれる状態です。
打診調査では、テストハンマー(パールハンマー)や打診棒といった専用の道具で壁面を転がしたり軽く叩いたりします。
この時の「音の反響」を聞き分けることで、壁を壊さずに内部の状態を判定します。
イメージしてください
スイカを買う時、ポンポンと叩いて中身が詰まっているか確認しますよね? あるいは、壁の裏にある柱を探すためにコンコンと叩いた経験はありませんか? 原理はあれと全く同じです。
熟練の調査員は、わずかな音の高低や響き方の違いを聞き分けます。

この音の違いは、素人が聞いても明らかに分かる場合もあれば、微細な違いしか出ない場合もあります。
また、壁の厚みや材質によっても「健全な音」の基準が変わるため、調査員の経験と技術が非常に重要になります。
「ドローンで撮影すれば分かるのでは?」「双眼鏡で見れば十分では?」と思われるかもしれません。
しかし、目視調査と打診調査は、その目的と分かることが全く異なります。
「見た目はピカピカのタイルが、ある日突然剥がれ落ちた」という事故の多くは、目視では発見できなかった内部の「浮き」が原因です。
だからこそ、物理的に叩いて確認する打診調査が不可欠なのです。
大規模修繕工事の主な目的は、建物の寿命を延ばすことと、居住者や第三者の安全を守ることです。
打診調査はこの目的を達成するための「診断」にあたります。
病院で手術をする前に、レントゲンや検査を行わずにいきなりメスを入れる医者がいないのと同じ理屈です。
なぜ、硬いコンクリートに貼られたタイルが浮いてしまうのでしょうか。
主な原因は、自然環境による過酷なストレスです。
特に築10年以上経過した建物では、これらの要因が複合的に作用しており、「どこかが浮いているのが当たり前」と考えるべきです。
外壁の浮きを放置することは、爆弾を抱えているようなものです。
実際の修繕現場では、打診調査が不十分だったために起こるトラブルが後を絶ちません。
これらを防ぐ唯一の方法が、「足場を組んだ後に、全数打診調査を行うこと」なのです。
打診調査は万能ではありませんが、外壁修繕においては最も確実なデータを提供してくれます。
何が分かり、何が分からないのかを明確にしておきましょう。
調査員が壁を叩くことで、以下の症状を特定し、チョークやテープでマーキングしていきます。
これらの情報は、「どこに」「どの工法で」「何箇所」補修が必要かを決定する直接的な根拠となります。
一方で、音だけでは判断が難しい領域もあります。
近年増えている「赤外線サーモグラフィ調査」と「打診調査」。
どちらが良いのでしょうか?
結論は「適材適所」です。
大規模修繕工事の本番(施工時)では、確実性を重視して「打診調査」を行うのが鉄則です。
一方、工事をするかどうか検討する段階や、法的な定期報告(特殊建築物定期調査)では、コストを抑えられる「赤外線調査」が有効です。
では、実際に現場ではどのように調査が行われているのでしょうか。
職人たちがどのような手順で建物を診断しているのか、その裏側を解説します。
調査員は「七つ道具」とも呼べる腰袋を提げて足場に上がります。
打診調査は、足場が組み上がった直後、補修工事が始まる前に行われる最初の工程です。
【STEP 1】足場上での全数調査
職人が足場に上がり、壁の隅から隅まで、文字通り「全て」の範囲を叩いて回ります。
「お、ここは音が軽いな」と気づいたら、その周辺を重点的に叩きます。
どこからどこまでが浮いているのか、その境界線を厳密に探ります。
10階建てのマンションであれば、そのすべての壁面が調査対象です。

【STEP 2】マーキング(可視化)
浮いている範囲が特定できたら、その周囲をテープやマーカーで囲みます。
このように色分けをすることで、後から来る補修職人が一目で作業内容を把握できるようにします。

【STEP 3】図面への落とし込みと集計
現場でマーキングした内容を、立面図(建物の図面)に書き写します。
「東面の3階部分に、0.5平米の浮きが3箇所」といった具合に集計し、最終的な補修数量を確定させます。

調査が終わると、管理組合やオーナー様へ報告書が提出されます。
これには以下のような資料が含まれます。
この報告書こそが、「工事費用の最終決定」の根拠となります。
見積もり時の概算数量と、実数との差(増減)をここで調整(実数精算)することになります。
「打診調査はいつやればいいの?」という疑問に対し、最も重要な「2つのタイミング」について解説します。
ここを混同すると予算オーバーの原因になります。
まだ工事業者を決める前、あるいは工事予算を組む段階で行う調査です。
この段階では足場がないため、以下の方法が取られます。
注意点:
これはあくまで「傾向」を見るための調査です。
「全体の5%程度が傷んでいるだろう」という推測(概算)でしかありません。
したがって、この段階の見積もり数量は確定値ではないことを理解しておく必要があります。
工事契約が済み、足場を組み上げた直後に行う、今回の記事のメインテーマである調査です。
壁の目の前まで行けるため、100%正確な数量が出ます。
重要な流れ:
大規模修繕工事とは別に、建築基準法第12条により、一定規模以上の特殊建築物(マンションやビルなど)は、定期的な調査報告が義務付けられています。
これらのタイミングでは、「全面打診調査(または赤外線調査)」を行い、特定行政庁へ報告しなければなりません。
これを怠ると罰則の対象となるだけでなく、事故が起きた際の責任が極めて重くなります。

打診調査で「浮き」が見つかった場合、どのような治療(補修)が行われるのでしょうか。
代表的な工法を簡単に紹介します。
| 工法名 | どのような時に選ぶか | 作業内容 |
|---|---|---|
| アンカーピンニング工法 (エポキシ樹脂注入) |
タイルは割れていないが、 裏側が浮いている場合。 |
タイルの目地(隙間)に小さな穴を開け、接着剤(エポキシ樹脂)を注入し、ステンレスピンを挿入して壁に固定し直す方法。表面の見た目をあまり変えずに補強できる。 |
| タイル張り替え工法 | タイルが割れている、欠けている、 あるいは浮きが激しすぎる場合。 |
浮いているタイルをハツリ取って撤去し、新しいタイルを貼り直す。※既存タイルと同じものが廃盤になっている場合、似たタイルを探すか特注する必要がある。 |

※外壁タイルの補修方法を詳しく知りたい方は、
こちらの記事も参考にしてください。
モルタル壁(塗装仕上げ)の場合は、浮いている部分に穴を開けて樹脂を注入する「アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法」が一般的です。
また、ひび割れ(クラック)に対しては、ひび割れ部分をU字型に削ってシーリング材を充填する「Uカットシーリング工法」などが行われます。
| アンカーピンニング 注入工法 |
【タイルは割れていないが浮いている場合】
タイルの目地に小さな穴を開け、接着剤(樹脂)を注入し、ステンレスピンで壁に固定し直す方法。
※見た目をほとんど変えずに補強できます。 |
| タイル張り替え工法 | 【タイルが割れている・激しく浮いている場合】
悪い部分を剥がして撤去し、新しいタイルを貼り直す方法。
※廃盤タイルの場合は近似色を使用します。 |
| Uカット シーリング工法 |
【ひび割れ(クラック)がある場合】
ひび割れ部分を機械でU字型に削り取り、シーリング材(ゴム状のパテ)を充填して埋める方法。
|
※外壁ひび割れの補修方法を詳しく知りたい方は、
こちらの記事も参考にしてください。
打診調査の結果、「浮き」が壁全体の何割を占めるかによって、方針が変わることがあります。
オーナー様にとって最も気になる費用の話です。
打診調査の費用は決して安くはありませんが、必要経費として捉えるべき理由があります。
打診調査の費用は、主に「調査する壁面積(平米数)」と「アクセス方法」によって決まります。
※これらはあくまで目安であり、建物の形状や立地条件により変動します。
大規模修繕の見積書を受け取ったら、以下の項目を必ずチェックしてください。
最後に、失敗しないために知っておくべき注意点をお伝えします。
「外壁調査」と一口に言っても、業者によって認識が違うことがあります。
A社は「手の届く範囲だけ」、B社は「全面調査」で見積もっているかもしれません。
金額だけで比較せず、「どの範囲を、どのような方法で調査するのか」を確認してください。特に「全面打診」か「抜き取り(一部)調査」かの違いは大きいです。
打診調査は人の感覚に頼る部分が大きいため、調査員によって判断が割れることがあります。
信頼できるのは、「なぜここをNGとしたのか」を現地で実際に音を聞かせて説明してくれる業者です。
不明点があれば、遠慮なく「私にも音を聞かせてください」と頼んでみましょう。
打診調査の結果(劣化図)が出てきたら、必ず目を通してください。
「専門的なことは分からないから任せる」のではなく、「南側の壁に浮きが集中しているな」「想定より劣化が進んでいるな」といった事実を共有することが重要です。
これが、修繕積立金の使い道に対する納得感や、次回の修繕計画の見直しに役立ちます。
打診調査について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
打診調査は、単に壁を叩いているだけの作業ではありません。
建物の「隠れた病巣」を見つけ出し、適切な治療を行うための、絶対に欠かせない診断プロセスです。
大規模修繕工事を成功させるためには、この「音による診断」の価値を正しく理解し、適切な調査を行うことが第一歩です。
「費用がかかるから調査は適当でいい」とは考えず、「安心を買うための必要経費」として、しっかりとした調査を実施することをお勧めします。
この記事を読まれたオーナー様・管理組合様へ
もし現在、お手元に修繕工事の見積書や調査報告書がある場合、「打診調査の範囲」と「精算方法(実数精算かどうか)」を確認してみませんか?
ご不明な点があれば、私が一緒に見積書の項目をチェックするお手伝いも可能です。お気軽にお申し付けください。
「全面打診」か「一部調査」かで、修繕費用は数百万円変わることも。
大規模修繕の専門家が、あなたのマンションの
「適正な調査範囲」と「リスク」を無料で診断します。
株式会社幸成(こうせい)は、西東京市を拠点に外壁塗装・防水工事・大規模修繕工事を行う直営施工店です。
創業38年、累計3万件以上の実績。自社施工による中間マージンゼロで、適正価格と高品質な施工を両立しています。
現地調査・お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。
【運営サイト・関連情報】
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重点対応:西東京市、武蔵野市、小平市、東久留米市、練馬区、三鷹市、小金井市、国分寺市、東村山市など
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※本記事は2026年1月6日に最新情報へ更新しています。

「マンションの顔」とも言える、エントランス上部や最上階に見られる斜めのタイル壁。
通称、「斜壁(しゃへき)」
重厚感があり、建物のデザイン性を高める重要な部位ですが、
実はオーナー様にとって「最も雨漏りリスクが高く、補修が難しい部位」であることをご存知でしょうか?
「何度シーリングを打ち替えても、数年でまた漏れてくる」
「外壁塗装のついでにクリヤー塗装をしたのに、雨漏りが止まらない」
「タイルが浮いてきて、落下しないか心配で眠れない」
もし、このようなお悩みをお持ちなら、それは施工不良ではありません。
「斜壁を、垂直な外壁と同じ感覚で直そうとしていること」
これこそが、根本的な間違いなのです。
実は、この「壁ではなく屋根である」という認識を持つことこそが、
セブンS防水を選ぶべき最大の理由です。
本記事では、数多くの斜壁雨漏りを解決してきた専門業者の視点から、
なぜ斜壁の雨漏りはこれほどまでに厄介なのか、その科学的なメカニズムを解説します。
そして、なぜ一般的な「撥水塗装」ではなく、
「セブンS防水」という特殊な工法だけが唯一の解決策となるのか、その理由を徹底解剖します。
これは単なる塗料の紹介ではありません。
大切な資産を守るための、大規模修繕のガイドブックです。
【目次】この記事でわかること
まず、敵を知ることから始めましょう。
なぜ垂直な壁ではなく、斜めの壁ばかりが漏れるのか。
そこには建築物理学的な「3つの宿命」があります。
斜壁は見た目こそ「タイル張りの壁」ですが、
雨の当たり方は「屋根」そのものです。
通常の垂直な外壁であれば、雨水は重力に従って急速に下に流れ落ちます。
壁面に水が留まる時間はごくわずかです。
しかし、斜壁は違います。
斜壁の上では、雨水の滞留時間が圧倒的に長くなります。
水がゆっくりと表面を移動するため、
わずかなピンホール(針の穴ほどの隙間)や目地のひび割れがあれば、
そこから毛細管現象によって水が内部へぐいぐいと吸い込まれていきます。
つまり、斜壁には「屋根と同レベルの防水性能」が必要なのです。
しかし、多くの建物では「外壁用の仕様(防水層のない構造)」で作られているのが実情です。

斜壁は空に向かって傾斜しているため、太陽光(紫外線・赤外線)をダイレクトに浴びます。
これが建物を破壊します。
真夏の直射日光を浴びたタイルの表面温度は、優に60℃〜70℃に達します。
一方で、夕立や夜間の冷却で温度は急激に下がります。
物質は温まると膨張し、冷えると収縮します。
これら3つの素材は、それぞれ熱による膨張率(伸び縮みのしやすさ)が異なります。
毎日毎日、膨張と収縮を繰り返すことで、素材同士の結合部に強烈なストレスがかかります。
その結果、目視では確認できないレベルの微細なひび割れ(マイクロクラック)が目地やタイル界面に無数に発生してしまうのです。
垂直な壁なら、タイルの重量は真下にかかります。
しかし斜壁の場合、タイルは常に「地面に向かって剥がれ落ちようとする力(引張力)」を受けています。
雨水が裏側に回り込み、接着モルタルを劣化させると、
ある日突然、タイルが塊で落下するリスクがあります。
これは単なる雨漏りだけでなく、
第三者賠償事故(人身事故)につながる危険な兆候です。
斜壁の雨漏り相談で最も多い失敗例がこれです。
「以前、塗装業者に勧められてクリヤー塗装(撥水材)を塗ったが、全く効果がなかった」
はっきり申し上げます。
雨漏りしている斜壁に、安易なクリヤー塗装(撥水)は「お金をドブに捨てる」行為です。
なぜか? それを理解するために、以下の比較表をご覧ください。
↓ 表は横にスクロールしてご覧ください
| 比較項目 | 一般的なクリヤー塗装 (撥水材) |
セブンS防水 (透明塗膜防水) |
|---|---|---|
| 役割のイメージ | ❌ 「傘」 (水を弾くが、穴があれば漏れる) |
⭕ 「ゴム合羽」 (全体を完全な膜で覆う) |
| 膜の厚み | 数ミクロン (非常に薄い) |
0.5mm 〜 1.0mm以上 (肉厚なゴム層を形成) |
| ひび割れへの対応 | ❌ 追従しない 下地が割れれば塗膜も割れる |
⭕ 追従する(伸びる) 下地が割れてもゴムが伸びて防ぐ |
| 防水性能 | 生活防水レベル(水弾き) | JIS規格の屋根防水レベル |
| 雨漏りへの効果 | 効果薄 (根本解決にならない) |
完全止水が可能 |
クリヤー塗装(撥水材)は、蓮の葉のように表面で水を弾く効果はあります。
しかし、塗膜自体が硬くて薄いため、建物の動き(熱収縮や地震)に耐えられません。
斜壁が熱で動いて目地がピシッと割れた瞬間、その上のクリヤー塗膜も一緒に割れます。
そこから水が入ります。
雨漏りを止めるために必要なのは、「水を弾く力」ではなく、
「ひび割れをまたいで塞ぎ続ける力(追従性)」なのです。

💡 クリヤー塗装と防水の違いについて
雨漏り対策における「塗装」と「防水」の決定的な違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
▶ 【関連記事】外壁タイルのクリヤー塗装は防水ではない!雨漏りを防ぐ正しいメンテナンス手順
なぜクリヤー塗装は防水にはならないのか?防水と塗装の違いを詳しく解説しています。
では、斜壁の雨漏りを根本から止めるにはどうすればいいのか。
その答えが、透明塗膜防水材「セブンS」です。
セブンSは、一言で表現すれば
「タイルの見た目をそのままに、建物全体を透明なゴムでパックする技術」です。
セブンSの主成分は「アクリルゴム系」の樹脂です。
本来、ビルの屋上(コンクリートむき出しの床)には、分厚いウレタン防水やシート防水を施します。
あの強力な防水性能を持った素材を、高度な技術で「透明」にしたものだと考えてください。
塗装材(ペンキ)の親戚ではなく、防水材(屋根材)の親戚なのです。
だから、水に対する防御力が桁違いです。
これが最大の特徴です。
セブンSの塗膜は、ゴムのように600%以上の伸長率を持っています。
もし、下地のコンクリートや目地が、地震や熱収縮で「ピキッ」とひび割れたとします。
通常の塗装なら一緒に割れてしまいますが、
セブンSの膜は「グニュッ」と伸びて、ひび割れの上で踏ん張ります。
まるで橋を架けるようにひび割れをカバーし続けるため、水は絶対に内部に入りません。
これこそが、過酷な温度変化にさらされる斜壁に必要な性能です。
セブンSは非常に強力な接着力を持っています。
タイル全体を強靭な樹脂膜で一体化させるため、万が一タイル裏面の接着が弱まっても、タイルがバラバラと落下するのを防ぐ「剥落防止効果」が期待できます。
(※著しい浮きがある場合は、エポキシ樹脂注入などの下地補修を併用します)
💡 セブンS防水についてさらに詳しく
セブンS防水については、以下の記事でも詳しく解説しています。
「セブンS防水は、普通のクリヤー塗装より高いのではないか?」
その通りです。
初期費用だけを見れば、セブンSの方が高額になります。
材料のグレードも、工程の手間も全く違うからです。
しかし、10年〜15年のスパン(ライフサイクルコスト)で見た時、どちらが得かは明白です。
結論:
斜壁に関しては、中途半端な工事は「安物買いの銭失い」になります。
最初に適正なコストをかけて「防水」をしておくことが、結果的に数百万円のコストカットにつながるのです。
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斜壁のメンテナンスは「防水選び」が寿命を決めます。無理な営業は一切いたしません。
まずは現状確認のみでもOKです。
セブンS防水は「魔法の材料」ですが、誰が塗っても同じになるわけではありません。
下地処理と膜厚管理が命です。
当社の施工フローをご紹介します。
ただ水をかけるだけではありません。
タイル表面の汚れはもちろん、目地から染み出た「エフロレッセンス(白いカルシウム成分)」を専用の酸性洗剤(薬品)で完全に除去します。
これを行わないと、防水層がすぐに剥がれてしまいます。
タイルの浮きや、目地の欠損を一つ一つ手作業で検査します。
この「下地作り」にどれだけ時間をかけるかで、寿命が決まります。
タイルは表面がツルツルしており、通常の塗料は密着しません。
セブンS専用の強力な浸透性プライマーを塗布し、タイルと防水材を化学的に結合させます。
ここで初めてセブンSの主材を塗ります。
重要なのは「規定量を使い切ること」です。
メーカーが定める「1平米あたりの塗布量」を厳守し、肉厚なゴム層を作ります。
薄く伸ばしてしまうと防水性能が出ません。
ローラーで目地の奥まで樹脂を押し込むように塗布します。
紫外線や酸性雨から防水層を守るための保護塗装を行い、美観を整えて完成です。
斜壁の雨漏りは、室内に出てくる前に「外観」でサインを出しています。
以下の項目に一つでも当てはまる場合は、すでに内部への浸水が始まっている可能性が高いです。
ひとつでも当てはまったら、内部劣化が進行している可能性があります。
斜壁タイルからの雨漏りは、一般的な垂直外壁の雨漏りとは「緊急度」も「難易度」も全く異なります。
見た目をきれいにするだけの塗装工事や、一時しのぎのコーキング補修では、過酷な斜壁の環境には太刀打ちできません。
大切な資産を守るために必要な条件は3つ。
このすべてを満たす「セブンS防水」こそが、斜壁雨漏りのファイナルアンサーです。
弊社では、斜壁の状態を正確に把握するための「無料現地調査」や、セブンSが施工可能かどうかを現地で確認を行っております。
「もう二度と雨漏りに悩みたくない」というオーナー様は、ぜひ一度ご相談ください。
その雨漏り、私たちが止めてみせます。
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※その他 東京・神奈川・埼玉・千葉も対応可能です


杉並区にて以前より行っていたビルの大規模修繕工事が完了しました。
正面が打ちっ放しになっていたのを塗装で色を付けて仕上げました。
屋上防水やALC板になっているところなどシーリングやウレタン防水で防水処理を行い雨漏り対策も行っております。
人通りの多い商店街で事故など起きないか心配でしたが大きなトラブルもなく無事に終わりました。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
KOSEIは西東京市を拠点として活動しておりますが杉並区の地域の大規模修繕工事のご対応もしております。
ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
株式会社幸成は創業から30年以上の実績があるマンション・ビルなどの大規模修繕工事・防水工事の専門店です。
当ホームページよりマンション・ビルオーナー様や不動産管理会社様、管理組合様より数多くのお問い合わせを頂いております。
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