大規模修繕工事を行う意味はいろいろあります。
大きく分けると物理的な寿命を延ばすこと、社会的な寿命を延ばすこと、経済的な価値を高めることに分けられます。
まずは物理的な側面です。マンションは、時がたつにつれて建物の劣化が必ず起きてきます。
定期的に点検と劣化した部分を修繕することでその建物に長く、かつ快適に暮らすことができます。
さらに、修繕する際に小さな部分を一つ一つ、こまごまと直していくよりも定期的に修繕することで、そのコストを下げることができますし、修繕する箇所を一気に直せる分、建物トータルで考えても系統的に修繕できるためよりその効果も期待できます。
さらに、建物の維持という点では建築資材も日々、進化を遂げておりより耐久性の高い、しかも使いやすいものがどんどん開発されています。
例えばコンクリートなどは時間の経過とともにひびが入ったりもろくなったりします。
ひびが入ればそこから雨水などが侵入し、内部の鉄筋の錆を進行させてしまいコンクリートの劣化が早く進んでしまいます。
これは一つの例ですが、これらの経年劣化も新しい技術や建築資材を採用することにより長持ちできる建物を作ることができる意味もあります。
次に経済的な側面からの意味です。暮らしやすいマンション環境を維持していることは、おそらくそれぞれの家庭が持っている最も高額な資産であるマンションの資産価値を高めることにもつながります。
人生には大きな転機が突然訪れるときがあります。
ずっとそのマンションに住み続けようと思っていても、自分や両親の病気、その他の要因で手放さなければいけない、あるいは引越ししなければいけないような場面が訪れてしまうことも考えられます。
そのような時にその資産価値を維持しておくことでより高く売却できたり、賃貸に出すとしても家賃を高く設定することが可能となってきます。
定期的に大規模修繕工事を行うことは、いざという時にも役立ちます。
最後に社会的な側面で考えてみます。マンションでは区分所有者が多くいるため管理組合を作ることが定められています。
そして、マンションには共有部分が設定されていてこれらのメンテナンスをしっかり行わず、例えば外壁のタイルがはがれて通行人にあたってしまい、けがをさせたとなると管理組合の責任となります。
メンテナンスが十分でないと判断されてしまえばその責任はさらに強く負わなければいけなくなりますので、法的な責任を順守するためにも定期的な大規模修繕工事はやらなければいけないことと考えられます。
また、現在の日本では高齢化がかつてないスピードで進んでいます。特に古いマンションでは建物の劣化もそうですが、バリアフリーの概念もない時代においては高齢者には住みにくい住居になってきてしまいます。
定期的な大規模修繕で居住者の年齢層などに応じたマンション居住部分の手直しをしていくことで、よりよい住環境を作り出し住みやすいマンションを作り上げることができます。
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