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防水工事・ 外壁塗装・大規模修繕工事のことなら
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KOSEIのブログ

2025年 07月 18日

安心いただくために、屋上防水の改修工事前に共有したい工事の流れ

 

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屋上の防水層は、建物の寿命や居住環境の快適さを大きく左右する重要な部分です。ひとたび劣化が進行すると、雨漏りや内部構造の腐食など、目に見えないところで深刻な影響が広がる可能性があります。それにもかかわらず、「いつ工事すべきか分からない」「工事の流れが不安」と感じている方は少なくありません。

 

特に管理組合や建物オーナーにとっては、工事内容を正しく把握し、入居者や利用者に安心してもらうことが求められます。そこで今回は、屋上防水の改修工事を検討される皆さまに向けて、実際の工程や注意点を分かりやすく整理しました。

 

大切な建物を長く安心して使っていただくために、ぜひ改修前に確認していただきたい内容です。

 

屋上防水改修が必要となるきっかけとタイミング

 

屋上の防水層は常に雨風や紫外線にさらされており、年月とともに徐々に劣化していきます。見た目に異常がなくても、内部で防水性能が低下していることもあるため、改修の適切なタイミングを見極めることが大切です。

 

防水層の寿命目安と劣化サイン

 

一般的にウレタンやシート防水などの防水層は、10~15年程度で性能が落ち始めると言われています。特に、経年による硬化やひび割れ、塗膜の色褪せや剥がれが見られた場合には、防水機能が低下している可能性が高いです。また、シート防水では継ぎ目の剥離や浮きも注意すべきサインとなります。

 

 

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初期的なひび割れ・膨れの発見方法

 

早期の劣化症状としては、屋上表面の小さなひび割れや膨れが挙げられます。特に晴天時に表面が乾いた状態で観察すると、細かいクラックや波打つような膨れが確認しやすくなります。これらは水分や空気が内部に侵入している兆候で、見逃すと雨漏りの原因になります。

 

雨漏りリスクと建物への長期的影響

 

防水層の劣化を放置すると、やがては屋上から雨水が侵入し、室内の天井や壁にシミやカビが発生するおそれがあります。また、鉄骨や配管など構造部にまで水分が達すると、錆びや腐食が進行し、建物全体の耐久性にも影響を及ぼします。そのため、明確な不具合が見られない段階でも、築10年を超えるタイミングで一度点検を行い、必要に応じて改修を検討することが望ましいです。

 

メインの屋上防水工法とそれぞれの特徴

 

屋上防水の改修工事では、既存の状態や建物の構造に応じて、いくつかの工法から最適なものを選ぶことが大切です。それぞれに長所と適応条件があり、誤った選定をしてしまうと、十分な効果が得られなかったり、早期劣化を招くおそれがあります。

 

ウレタン防水(密着/通気緩衝工法)

 

液状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成するのがウレタン防水です。密着工法は下地に直接塗布する方法で、比較的低コストですが、下地の状態に影響されやすいという側面があります。一方で通気緩衝工法は、湿気を逃すシートを下に敷くことで、膨れなどのトラブルを防ぐ工夫がされています。施工性に優れ、複雑な形状にも対応可能です。

 

 

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塩ビシート防水(機械固定工法)

 

あらかじめ製造された塩化ビニールのシートを専用の固定金具で取り付ける方法です。下地との接着が不要なため、既存防水層の影響を受けにくく、劣化しにくいのが特徴です。紫外線や熱にも強く、10年以上の耐久性を期待できます。下地の状態が悪い建物や、建物の動きが大きい場所に適しています。

 

 

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アスファルトシート防水(トーチ工法)

 

アスファルトを含浸させたシートをトーチバーナーで加熱しながら溶着する工法です。耐久性が高く、機械的な強度にも優れていますが、火気を使用するため周囲の安全対策が必要です。施工中の臭いが気になる場合もあり、使用環境を選びます。

 

FRP防水との比較と使い分けポイント

 

ガラス繊維で補強した樹脂を使うFRP防水は、高い強度と防水性を持ち、戸建て住宅のバルコニーなどでよく使われます。ただし、広い面積にはコストがかかりやすく、伸縮性に乏しいため、動きのある構造には不向きです。屋上全体の防水には、上記のような塗膜型やシート型工法が適していることが多いです。

 

改修工事における標準的な工程と留意点

 

屋上防水の改修工事では、工程ごとに明確な手順と品質管理が求められます。現場の状況や選定された工法により若干の違いはありますが、基本となる流れを把握しておくことで、安心して工事を進めることができます。

 

現地調査と雨漏り診断の重要性

 

最初に行うのが、既存防水層や下地の状態を確認する現地調査です。目視に加え、散水やサーモグラフィーを使った診断によって、雨漏りの原因や下地の傷み具合を特定します。この段階で正確な情報を得ることが、工法選定や工事範囲の見極めに直結します。

 

撤去か重ね貼り(かぶせ工法)か選ぶ基準

 

現地調査の結果を踏まえ、既存の防水層を撤去して新たに施工するか、既存層の上に重ねて施工するかを判断します。かぶせ工法は撤去の手間がなく、廃材も少なく済むため、コストと工期を抑えられる一方、下地の損傷が大きい場合は全面撤去が必要になります。

 

下地処理としての清掃・プライマー塗布

 

施工に入る前に、下地の清掃と乾燥を徹底します。ゴミや油分、水分が残っていると防水材の密着性が損なわれるため、見えない部分でも丁寧な下処理が重要です。その後、プライマーと呼ばれる下地強化材を塗布し、防水材がしっかり接着する土台を作ります。

 

 

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工法別の防水材施工手順

 

選定された工法に応じて、防水層の施工を行います。ウレタン防水の場合は数回に分けて塗布を重ね、十分な膜厚を確保します。塩ビシートやアスファルトシートの場合は、専用の固定具やバーナーを使って正確に敷設し、接合部をしっかり処理します。

 

ドレン改修・脱気筒設置など付帯工事

 

屋上には排水口(ドレン)や内部からの湿気を逃す脱気筒など、さまざまな付帯設備があります。防水改修時にはこれらの部材も一緒に交換・補修を行い、全体の耐久性と安全性を高めることが欠かせません。

 

トップコートや保護塗料の仕上げ塗布

 

防水層を保護し、紫外線や雨水による劣化を防ぐため、トップコートを最終的に塗布します。これにより美観も整い、施工後のメンテナンス性も向上します。

 

最終チェックと保証書の発行

 

工事完了後は、施工部分の状態を細かく点検し、塗り残しや浮きなどの不備がないか確認します。その上で保証書を発行し、必要に応じて今後の点検スケジュールもご案内します。信頼できる施工かどうかは、このような対応にも表れます。

 

かぶせ工法の利点と注意点

 

屋上防水の改修では、既存の防水層を撤去せずに上から新たな防水材を施工する「かぶせ工法」が選ばれることがあります。効率的な工法として注目される一方で、適切に選定されなければ十分な効果を発揮できないこともあるため、メリットと留意点を正しく理解することが重要です。

 

 

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工期短縮・費用削減につながる理由

 

かぶせ工法の最大の魅力は、既存防水層の撤去が不要な点です。これにより作業量が減るだけでなく、騒音や粉塵の発生を抑えられ、近隣や建物利用者への影響も軽減されます。廃材処分費も削減できるため、全体的な工事費用も抑えやすくなります。工期が短くなる点も、店舗や施設が営業中の場合などに大きな利点です。

 

下地状態や建物構造との相性確認

 

一方で、すべての屋上にかぶせ工法が適しているわけではありません。下地に著しい劣化や水分が含まれている場合は、上から施工しても内部に問題が残り、後々トラブルの原因となる可能性があります。特にひび割れが多いコンクリート面や、膨れが広がっている既存防水層は注意が必要です。

 

また、建物の構造にもよりますが、防水層を重ねることで重量が増加し、屋上にかかる負荷が増える場合があります。そのため、事前の現地調査で下地の強度や含水率、構造の耐久性などを丁寧に確認する必要があります。

 

事前調査に基づく適切な工法選定が不可欠

 

かぶせ工法を選ぶ際に重要なのは、経験に基づいた的確な判断です。見た目がきれいな状態でも内部に湿気が溜まっていることがあり、通気緩衝工法を選ぶべきケースもあります。調査を怠ると、せっかく施工しても数年で膨れや剥がれが発生してしまう恐れがあります。

 

信頼できる施工会社であれば、散水試験や含水調査などを通じて、現状を細かく把握し、最適な工法を提案してくれます。結果として、初期費用を抑えるだけでなく、長期間にわたって安心できる防水性を実現できるのです。

 

株式会社幸成における屋上防水の改修工事

 

屋上防水改修は、建物の寿命を守る上で決して妥協できない工事のひとつです。そのため、確かな施工技術と責任ある体制が求められます。私たちは「自社施工で最後まで責任を持つ」という姿勢を徹底し、これまで多くの建物の改修に携わってきました。

 

下請けを使わない、すべて自社での施工体制

 

現場には私たち自身の職人が伺い、調査から施工、仕上げまでを一貫して担当します。中間に業者が介在しないことで、現場の状況を最もよく理解した職人が対応できるため、判断の速さと作業の精度に違いが出ます。また、お客様との意思疎通もスムーズで、安心して任せていただける体制を整えています。

 

費用を抑えつつ、質の高い施工を実現

 

自社で直接工事を行うことで、いわゆる「中間マージン」が発生せず、同じ品質でも相場よりも2~3割ほど安く工事ができるケースが多くあります。見積もり時には工事内容を丁寧にご説明し、費用の透明性にもこだわっています。

 

最長10年保証と定期点検で、工事後も見守る体制

 

施工後の安心も大切に考えています。改修工事が完了したあとには、最長10年の保証をお付けし、1年、3年、5年、7年、10年(工事内容ごとに変わる)と定期的な点検を行う体制を整えています。長い目で見て、安心して建物を維持していただけるようにサポートいたします。

 

地域密着で、すぐに駆けつけられる距離感

 

私たちは東京都23区とその近郊(埼玉・千葉・神奈川)を中心に活動しており、地域密着ならではのフットワークの軽さも大切にしています。施工前後のご相談にもすぐに対応できることが、多くのお客様にご評価いただいている点です。

 

まとめ

 

屋上防水の改修工事は、見た目では分かりにくい部分だからこそ、丁寧な説明と確実な施工が求められます。劣化のサインを見逃さず、適切なタイミングで対処することが、雨漏りや建物の老朽化を防ぐ近道になります。工法の選定や施工工程、見積りの中身など、あらかじめ知っておくことで、工事への不安を減らし、納得のいく形で進めることができるはずです。

 

私たちは、完全自社施工での責任ある仕事、費用面の分かりやすさ、そして施工後の長期的なサポート体制を大切にしています。施工中はもちろん、工事が終わった後も安心してお任せいただけるよう、一つひとつの現場に丁寧に向き合っています。屋上防水の改修をご検討の方は、まずはお気軽にご相談ください。

 

西東京市田無町【マンション:屋上防水】ご発注頂きました。

 

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1987年6月設立:創業38年の歴史

株式会社 幸成【西東京:外壁塗装・防水工事・大規模修繕工事】専門店

〒202-0023 東京都西東京市新町5丁目9-15

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2025年 06月 30日

【練馬区:雨漏り調査】ピーコン?雨漏り事例

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練馬区のマンションオーナー様より、『大規模修繕工事から5年経過したが、子供部屋から雨漏りが発生したから雨漏りの確認をしてほしい』とご依頼が御座いました。

 

こちらのマンションオーナー様は不動産会社の社長様であり、管理会社様の社長様でもあります。

 

弊社は以前より雨漏り物件の施工で信用して頂いており、今回も【雨漏り】のご相談を承りました。

 

鉄部腐食とモルタル経年劣化による雨漏りのメカニズム

 

練馬区中村北の築後の大規模修繕から5年経過した建物で、以下の条件が重なった事により雨漏りが発生しました。

 

ピーコン・セパレートの不完全除去/打ち込みキャップの摩耗 → 外壁内に微細な隙間

 

外壁モルタル・塗膜の経年劣化・クラック発生 → 浸水経路の拡大

 

隙間+クラックからの雨水侵入 → 内部に入り込み、下地鉄部へ到達

 

鉄部腐食の進行によって防水機能がさらに損なわれ、結果として子供部屋など室内への雨漏りに

 

これが、今回の練馬区での雨漏り調査でも「鉄部腐食とモルタル劣化の破損部から吹き込み」という推測に至った理由です。

 

ビル風による吹き込み雨漏りの影響

 

練馬区・中村橋エリアは比較的戸建・低層住宅街ですが、密集地域ではビル風や局所的な乱気流が発生しやすく、庇下部への横殴り雨が頻発します。

 

ビル風のメカニズム

 

通り沿いの大きな建物の影響により、風速が増す

 

通常では防げる雨も、強風に乗って庇や軒裏に吹き込む

 

水が庇下に溜まる・気圧差で壁表面を這い上がる

 

その影響がピーコン部に及ぶ理由

 

通常の上からの雨では止めきれない水勢が横から押し込む

 

モルタル表面・シーリングが劣化したピーコン周囲は特に弱点

 

強風によってピーコン近くに発生しているクラックから内部へ浸透しやすく、漏水量が増加しやすい

 

つまり、単なる雨天だけでなく風向き・風速などの気象条件も総合的に考慮しないと、「ピーコン周辺=弱点からの雨漏り・水漏れ現象の雨漏り」を見誤ることになります。

 

 

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地下ピット等からの水漏れ—ピーコン起因の実例とその専門的見地

 

地下ピット・配管ルート、外構まわりなどの水漏れは、「ピーコンからの浸入」が多く見られる現場データがあります。

 

理由は以下:

 

外構コンクリート打設でもピーコン・セパレートは使用される

 

モルタルではカバーできない微細な穴・不具合が残りやすい

 

地下やピットは常に湿潤環境にあり、水圧が抜けにくい

 

そこから水が滲み、室内・構造体へ広がるケースも多発

 

施工現場での実績では、ピーコン周辺を中心とした侵入箇所の割合が、他部位に比べて50%以上と高い割合を占めることもあります。これは「構造上の弱点」であるピーコンが、放置・不良施工により致命的な雨水侵入口となりうる証拠です。

 

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ピーコン(Pコン)の解説

 

ピーコン(通常、英語で“P-con”と呼ばれます)とは、建築の型枠工事において壁などに打設したコンクリートの中に埋め込むスペーサー金具の一種です。正式名称は「プラスチックスペーサー」や「コンクリートスぺーサー」など、素材や形状により呼称が分かれますが、業界では通称「ピーコン」で知られています。

 

目的:型枠からコンクリートを正しい厚さで打ち込むための距離を維持するため

 

構造:

 

両端がフランジ状になったシャフト部分

 

手前側(セパレート内)にセットされ、向こう側に「打ち込み用キャップ」が付く

 

設置工程:

 

型枠にピーコンを据え付ける

 

セパレート部材で型枠同士を締結

 

コンクリート打設後、打ち込みキャップは打撃により埋没または折断

 

この構造により、打設後に型枠がずれることなく、コンクリート厚の品質を担保できます。

 

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セパレートの解説

 

セパレート(separate)は、型枠間に挿入されて構造物の厚さを維持する金属部品です。業務上は「セパ金具」「型枠スペーサー金具」などとも呼ばれ、ピーコンとセットになる事で初めて機能します。

 

この組み合わせのメリット

 

型枠が複雑な形状でもしっかりと固定

 

厚みムラのないコンクリート施工が可能

 

施工速度・効率向上

 

劣化や腐食のリスク

 

打設後、セパレート・ピーコンが仕様どおりに破損・除去されず残存

 

「キャップ抜け」や「破断不良」などにより外部と接続する隙間ができる

 

そこからの経年雨水侵入が、外壁内部や鉄部を腐食させる主因に

 

まとめとご提案

 

ピーコン+セパレートは型枠施工上、必須かつ重要な構成要素ですが、施工後の除去・処理不良があれば雨漏りリスクが極めて高い

 

特に庇下・ビル風影響下では横風雨の襲来に弱く、小さな隙間が大きな漏水につながる

 

鉄部腐食+モルタル劣化による破壊・隙間形成後は、吹き込み雨で瞬時に漏水経路が形成される

 

地下ピットや外構でも同様の不具合が頻出し、ピーコン起因の排水対策が非常に重要

 

今回は「子供部屋への雨漏り」という実害に直結しており、各部のシーリング再処理、ピーコン部の封止補修、庇下の排水改善を至急ご提案いたします

 

最終提案アクションプラン

 

外壁ピーコン部の全面調査(シーリング残存量・クラック幅測定)

 

腐食鉄部の防錆処理+モルタル補修

 

ビル風対策として庇下・軒裏の防水改修(防水シート追加など)

 

地下ピット・外構ピーコン部の浸水試験+室内から雨漏りを止める作業・止水処置

 

これらの対策により、再発リスクを大幅に抑止し、所有者様にも安心いただける品質構造をご提供できます。

 

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2025年 06月 16日

【杉並区:危険ブロックからの雨漏り!?雨漏り調査施工事例】

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【危険ブロックからの雨漏り!?雨漏り調査事例】

 

東京都杉並区にて、分譲マンションを所有されているオーナー様より、【自治会管理の建物で発生し、所有されてる部屋が雨漏りしているから、調査報告書を提出する為の調査とその工事の見積もりを出して欲しい。】と、ご相談をいただきました。

 

当初は【屋上や外壁からの浸水】が疑われてましたが、事前のヒアリングと現地調査の結果、現場には【通常では見落とされがちな構造リスク】が潜んでいることが明らかになりました。

 

『雨漏りの原因を突き止めることは、建物の長寿命化と住民の安全に直結する重要な作業です』

 

弊社では、まず【建物周囲の劣化箇所や構造上の弱点】洗い出すため、専門スタッフによる目視・触診・ヒアリングを丁寧に行い、雨水侵入の可能性がある「5箇所」をピックアップ。

 

その中でも、最もリスクが高いと判断した【ブロック塀】に注目しました。

 

事前ヒアリングの段階でオーナー様には必ずそこで雨漏りする。と断言しておいたので、オーナー様もびっくりされたのと、「信頼して良かった。」とお伝えも頂きました。

 

 

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【ブロック塀の劣化が雨漏りの主因】

 

ブロック塀は一見しっかりと施工されているように見えましたが、注意深く観察すると、塗装の塗膜が【水膨れのように膨れている箇所】や、【エフロレッセンス(白華現象)】の発生が確認されました。

 

これは、内部に雨水が染み込み、塩分や水分が外へ押し出されている証拠です。

 

さらに詳細な調査を進めた結果、このブロック塀は【高さ的に「危険ブロック」に該当する可能性】があり、中には【鉄筋が入っていない構造】であることが想定されました。

 

また、見た目ではわかりにくいのですが、【塀と塀の接合部が破断しており】、そこがまさに雨水の侵入口となっていたことが、散水調査およびサーモグラフィー解析により明確になりました。

 

 

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【台風やゲリラ豪雨を想定した調査方法】

 

弊社の調査では、【台風時の風圧や横殴りの雨】による想定を含めた再現を行います。

 

実際に、吹き上げや巻き込みの強い状況を想定した【立体的な散水調査】を行うことで、通常の雨では見逃されるような浸水経路を可視化し、構造的な弱点を浮き彫りにします。

 

今回の事例でも、接合部の破断から雨水が内部に入り込み、【室内側の壁紙の剥がれ】や【天井クロスの変色】といった症状が発生していました。

 

【調査に基づいた確実な防水対策】

 

ブロック塀については、まず不要な塗膜を除去し、【躯体内部への止水処理】を行ったうえで、【伸縮性と追従性に優れた防水材】を用いた処理を実施提案させて頂くつもりです。

 

接合部に関しては、強化シーリングおよび専用の【可とう性パテ】を使用して隙間を封鎖。

 

その後、全体を保護するための【防水工事】と【トップコート】で仕上げ、再発のリスクを最小限に抑える施工を行うような改修施工を御提案させて頂く予定です。

 

 

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なるべく防水が破断しにくくなるように、メッシュ補強も必須工事でご提案させて頂きたいと思います。ただ仕事取りたいが為の提案でしたら、複雑な工法で提案しません。

 

「安くして、仕事取って、あとは責任無し」

 

これって、プロの仕事ですか?

 

【弊社としては技術者のプロとして、責任のあるちゃんとした当たり前である工事をまずは提案する事がプロとしての責任、技術者のプロとしての誇り。だと思っております。仕事を取る事でプライドの作業を妥協して仕事を取ろうとしてたら、会社も40年運営出来ていなかったと思います。プロとしてのプライドや信念を通してきたからこそ、認めて頂けるお客様に支えられてきた。と思っております。】

 

【近隣エリアでの豊富な対応実績】

 

雨漏り調査や防水工事の施工は西東京市だけでなく、今回の実施場所である杉並区の阿佐ヶ谷付近など、以下の地域でも同様のご相談を多数いただいております。

 

【東京都中野区弥生町】RC造マンションの屋上からの漏水補修

 

【東京都練馬区石神井町】ブロック塀崩壊前の予防対策

 

【東京都都世田谷区用賀】外壁クラック+雨水侵入対策

 

【東京都渋谷区千駄ヶ谷】構造解析を含めた防水大規模修繕工事

 

弊社では、見た目ではわかりづらい【構造内部のリスク】にも着目し、【長期的な視点で建物を守るご提案】を行っております。

 

【創業38年の信頼と技術】構造と雨水の流れを知り尽くした私たちが、ご所有物件の資産価値と居住者の安全を守ります。

 

「どこから漏れているのかわからない」

 

「以前の補修では再発した」

 

など、どんなお悩みでもまずは一度ご相談ください。

 

【無料相談・現地調査受付中】

 

 0120-966-128(株式会社幸成)

 

詳しくは公式サイトをご覧ください

 

https://nm-kosei.com

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2025年 06月 08日

千代田区丸の内:タフクリート:高機能塗り床工事実施

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東京都千代田区丸の内にてタフクリートによる高機能塗り床工事を実施

 

「厨房床の過酷な条件に打ち勝つ」

 

厨房という空間は、常に熱と水分、油や洗剤などにさらされ続ける苛酷な環境です。そのため、床材には一般的な塗装では到底耐えられない性能が求められます。

 

今回は【東京都千代田区丸の内】の店舗様より、厨房床の全面改修のご依頼をいただき、ABC商会のタフクリートを採用した【耐熱・耐薬品・耐久性】の三拍子そろった塗り床工法を実施いたしました。

 

■ 重視したのは「耐性」と「下地処理」の確実性

 

厨房床工事のポイントは、仕上げ材選びだけではありません。

 

最も大切なのは、「いかに下地の状態を見極め、密着力を最大限に引き出せる施工を行うか」です。

 

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現地調査の結果、既存のモルタル床には経年による油染みや、微細なクラック、目地の劣化が確認されました。

 

こうした下地の不具合は、施工後の剥がれ・膨れといったトラブルに直結します。

 

そこで今回、下地処理は以下の流れで徹底的に行いました:

 

■ 1. 既存床の目地処理と油分除去研磨

 

まず、コンクリートの動きに伴ってできた既存目地をディスクカッターで再カット。

 

下地との「一体化」を阻害する要因を取り除く作業です。

 

その後、厨房特有の油分を確実に除去するため、油研磨専用の機械と洗浄剤を使用。

 

目に見える汚れだけでなく、奥深くまで染み込んだ油分まで可能な限り除去し、塗り床材がしっかり密着できる状態を整えました。

 

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■ 2. 浸透型ケイ酸質防水材による下地補強

 

次に施工したのが、浸透型ケイ酸質系防水材。

 

これは目に見えないレベルで下地内部に入り込み、結晶化反応によって防水性能と強度を高める特殊材料です。

 

この処理により、床材の裏からの水分吸収を防ぎ、最終仕上げのタフクリートの耐久性を大きく向上させることができます。

 

厨房という【水と熱の両方に晒される特殊環境】には、まさにうってつけの下地補強方法です。

 

■ 3. タフクリート仕上げ:無溶剤型高性能塗り床材

 

仕上げ材として採用した「タフクリート」は、業務用厨房や食品工場などで高評価を得ている高性能塗り床材。

 

以下のような特徴を備えています:

 

2液反応硬化型で、強靭な塗膜を形成

 

熱湯・薬品・油分にも耐える設計

 

厚膜施工が可能で、衝撃にも強く、防滑性にも優れる

 

今回の現場では、コテ押え仕上げによって清掃しやすく、かつ美観性にも優れた厨房床が完成しました。

 

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■ 過去にも多数の厨房床を手掛けてきました

 

当社ではこれまでにも多くの飲食店や食品関連施設の厨房床工事を手掛けてきました。

 

その一部をご紹介いたします:

 

【港区六本木】高級和食店:耐熱・耐油仕様での厚膜仕上げ

 

【港区西麻布】イタリアン厨房:下地段差調整+タフクリート施工

 

【軽井沢】避暑地レストラン:湿気対策を施した高機能床仕上げ

 

【武蔵野市吉祥寺】デパ地下飲食店:清掃性重視のノンスリップ加工

 

【目黒区中目黒】ビアバー:耐摩耗性に特化した厨房床リニューアル

 

これらの経験を活かし、立地・環境・使用目的に応じた最適な施工を常にご提案しております。

 

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■ 厨房床の不具合、放置していませんか?

 

「滑りやすくなってきた」

 

「熱水洗浄後に床が膨らんでくる」

 

「剥がれや割れが目立つ」

 

こうしたトラブルは、安全性や衛生面にも直結します。厨房床の耐久性・安全性に少しでも不安があれば、ぜひ専門業者へご相談ください。

 

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■ 厨房の床、最初の一歩が肝心です

 

厨房床は「最後の仕上げ」よりも、「最初の処理」にこそ違いが出ます。

 

表面がどれだけ綺麗に仕上がっていても、下地が弱ければ数年でトラブルが発生してしまいます。

 

株式会社幸成では、30年以上に渡る現場経験と、数多くの厨房床工事の実績をもとに、一件一件オーダーメイドの施工提案を行っております。

 

対応エリア:東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県・軽井沢方面も対応可能

 

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1987年6月設立:創業38年の歴史

株式会社 幸成【西東京:外壁塗装・防水工事・大規模修繕工事】専門店

〒202-0023 東京都西東京市新町5丁目9-15

【フリーダイヤル】0120-966-128

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株式会社幸成【西東京:外壁塗装・防水工事】 https://nm-kosei.jp/ブログだけでなく、豆知識になる塗装工事や防水工事に纏わるコラムや、インスタによる高画質写真を頻繁に投稿しております。

お客様との信頼関係を重視し、施工において誠実さを持ち寄り、常に初心の気持ちで日々施工に取り組んでおります。 株式会社幸成の経営理念である、
『感謝の気持ちを大切に』を常に守り続けています。
株式会社幸成は1987年設立:創業から38年以上の実績がある、マンション・ビル・アパート・倉庫や工場などの外壁塗装工事・防水工事・大規模修繕工事の直営専門工事店です。

当ホームページより、マンション・ビル・倉庫や工場の所有者様、アパートオーナー様や不動産管理会社様、管理組合様より数多くのお問い合わせを頂いております。

【外壁塗装・防水工事・大規模修繕工事】でお悩みのお客様は是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
雨漏り調査と、雨漏りを止めてきた工事実績は30000件超え。
1987年設立:創業38年の豊富な実績を元に、歴史ある経験を背景に、高品質なサービスを提供しています。
西東京市を中心に、武蔵野市や三鷹市、東京、東京郊外、埼玉、神奈川、千葉、一都三県を中心に活動しております。

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2025年 06月 07日

【西東京市:防水工事の要|下地研磨と下地処理の重要性について】

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【西東京市:防水工事の要|下地研磨と下地処理の重要性について】

 

防水工事は「防水材を塗るだけ」のように思われがちですが、実際には防水材を塗る前の【下地処理】こそが仕上がりを大きく左右する最も重要な工程です。

 

特に、私たちが施工を行っている【東京都西東京市】をはじめ、【武蔵野市・三鷹市・小平市・東久留米市】などの現場でも、経年劣化が進んだ屋上やバルコニーでは、下地状態が著しく悪いケースが多く見られます。

 

ではなぜ「下地研磨」や「下地処理」が重要なのか。今回はその具体的な理由と施工内容をわかりやすくご紹介いたします。

 

【「下地研磨」:密着性を確保するための最初の一手】

 

下地研磨とは、防水材を塗る前に既存の下地に付着した脆弱な層や異物、汚れを物理的に除去する作業です。当社では主に「カップサンダー」や「ワイヤーブラシ」を使用し、コンクリート面を丁寧に研磨していきます。

 

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例えば【西東京市ひばりが丘】のある集合住宅での工事では、古い塗膜がまだらに残り、長年の粉塵や汚れが蓄積した下地が露出していました。このような状態では、どんな高性能な防水材を用いても、密着不良を起こし、数年で剥離や膨れの原因となってしまいます。

 

サンダーによる「カップ掛け」は、表面を荒らしながら微細なクラックも露出させるため、その後の補修作業にも非常に有効です。また、ワイヤーブラシによる細部清掃は、端部や細かい凹凸箇所の異物除去に欠かせません。

 

【「下地処理」:安定した基盤をつくるための調整作業】

 

下地研磨を終えた後に行うのが、「下地処理」です。これは防水材を安定して施工するための表面調整・段差修正・不陸整正を目的とした非常に重要な工程です。

 

当社が主に使用しているのは、「カチオンノロ引き」や「カチオン系モルタルによるコテシゴキ」といった下地調整材です。カチオン系は高い接着性と施工後の安定性を兼ね備えており、防水層との密着力を格段に高めます。

 

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【西東京市田無町】でのバルコニー防水工事では、既存下地に数ミリ〜数センチの段差が見られました。ここでは「コテシゴキ」による段差修正を実施。カチオン系材料は可使時間(塗布可能時間)が限られているため、天候・気温・湿度を見ながら迅速かつ正確な施工が求められます。

 

【なぜ、下地処理が防水材の「性能を引き出す」のか?】

 

どんなに高性能な防水材を使用しても、それを受け止める下地が脆弱であれば、本来の機能を発揮することができません。下地処理は、以下のような機能を担っています:

 

表面の凹凸を整え、防水材の均一な塗布を可能にする

 

水たまりができにくい勾配調整

 

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シート防水やウレタン防水との密着性を向上

 

将来的な膨れや剥がれの防止

 

また、下地処理の際には、「接着強度」を意識した材料選定も欠かせません。当社では国産の信頼性ある材料を使用し、下地との付着強度が試験データで確認されているものに限定しております。

 

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【西東京市をはじめとする近隣地域での対応事例】

 

最近では【三鷹市下連雀】のマンション屋上においても、カチオンノロ引きによる広範囲な下地調整を行い、その後のウレタン防水工事に繋げました。さらに【小平市学園西町】の学校施設では、老朽化が進んだコンクリート面に対し、カップサンダーでの徹底研磨を施し、防水材の吸着を最大限に高める施工を実施しております。

 

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【まとめ|見えない部分こそ丁寧に。それが防水の「基礎力」です】

 

防水工事において、下地研磨と下地処理は「ただの下準備」ではありません。むしろ、【工事全体の寿命や性能を決定づける「基礎工事」】あり、「見えなくなる部分」だからこそ、私たちはもっとも丁寧に、もっとも慎重に施工を行っています。

 

【株式会社幸成】では、西東京市を中心に、武蔵野市・三鷹市・小金井市など、多摩エリア全域で数多くの実績がございます。

 

ご自宅や施設の防水でお悩みの方は、ぜひ一度、専門の私たちにご相談ください。

 

【0120-966-128】

 

【https://nm-kosei.com】

 

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2025年 06月 01日

【ドレン選定ミスが引起こした雨漏りトラブル:西東京市田無町】

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【西東京市田無町|分譲マンション屋上防水工事後の雨漏り事例】

 

~ドレンの選定ミスが引き起こした雨漏りトラブルと、本来あるべき施工の姿とは~

 

このたび、西東京市田無町(〒188-0011)の分譲マンション管理組合様より、雨漏りのお問合せを頂きました。

 

管理組合様からの第一声は、「屋上防水工事を昨年施工したばかりなのに、今年になって急に雨漏りが始まってしまった」という内容でした。

 

弊社【株式会社幸成】では、これまでに東京都内を中心に多数の防水工事・雨漏り調査の実績があり、現場状況に応じた最適な施工提案に定評をいただいております。今回も早速現場調査を実施し、問題の原因を追究いたしました。

 

『屋上防水はウレタン通気緩衝工法で施工済み。しかし雨漏り発生…』

 

調査の結果、屋上防水は昨年「ウレタン通気緩衝工法」によって施工されており、平場(床面)部分は非常に綺麗な状態で仕上がっておりました。

 

この工法は、下地の水分や湿気を逃がす役割を持つ通気シートを敷き、その上にウレタン防水層を塗布するもので、特に経年劣化した建物に対して有効な工法の一つです。

 

それだけに、「なぜ?」という疑問が残る現場でした。

 

しかし、細かく観察を進めるうちに、雨水排水の要である【改修用ドレン】の設置方法に問題があることが判明しました。

 

『排水経路の見落とし:縦引きで距離があるのに、通常品を使用?』

 

今回設置されていたのは、「鉛製改修用ドレン」。

 

このタイプは既存のドレンに差し込んで防水層との一体化を図る部材で、改修工事ではよく使用されます。

 

しかし、現場では【縦引き】配管で排水距離が非常に長く、しかも排水管が屋上からかなり離れた位置に設けられているにもかかわらず、通常仕様のドレンが使われていました。

 

この構成では、鉛ドレンと鋳物排水管との接合部に無理が生じやすくなり、長い年月を待たずして接合部からの雨水侵入=雨漏りが発生する可能性が非常に高まります。

 

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今回の事例でも、まさにその接合部分が最も疑わしい漏水ポイントとなっておりました。

 

【幸成が提案する本来の施工方法】

 

もし弊社がこの防水改修工事を担当していた場合、以下のような特注対応を前提とした工事を提案いたします:

 

使用するドレンは標準の縦引き仕様ではなく、横引き対応のジャバラ付ドレン

 

→市販されている鉛製改修用ドレンではジャバラ長さが約400㎜。今回のように排水までの距離がある場合、それでは届きません。

 

弊社なら【ジャバラ1000㎜仕様の横引き特注品】を手配

 

→これにより、十分な接続長と柔軟性を確保し、経年によるズレや破損リスクを最小限に抑えられます。

 

接合部には専用の防水処理+補強金具を併用

 

→万が一の負荷や動きにも耐えられる、堅牢な構成にします。

 

こうした施工方法は表面には見えにくい「裏方の施工」ですが、雨漏りを防ぐ上で最も重要な部分でもあります。

 

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『価格だけでは判断できない、見えない部分の「技術力」と「親切心」』

 

 

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今回の雨漏りの原因は、見た目にはしっかり仕上がっている屋上防水とは裏腹に、排水機構の「わずかな構成ミス」によって引き起こされました。

 

正直、こういった部分は一般の方には見えませんし、管理組合様や施工を依頼されるお客様が【価格だけ】で判断してしまった場合、見逃されがちなポイントです。

 

しかし実際には、

 

「どこまで親身に、そして長期的視野で施工設計を考えられるか?」

 

「施工業者が、現場の細かい条件に対してどれだけ柔軟に対応できるか?」

 

という

 

【技術と心意気】の差が、後々の安心感と大きく直結してくるのです。

 

『雨漏り調査・再発防止のご相談はお気軽にご連絡ください』

 

今回のような事例は、実は少なくありません。

 

「工事してすぐなのに、また雨漏りが…」とお困りのお客様の声を、当社では多数いただいております。

 

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私たち株式会社幸成では、東京都西東京市を拠点に、武蔵野市・三鷹市・小金井市・練馬区・杉並区などの周辺エリアを中心に、多くの防水工事・雨漏り修繕工事を行ってまいりました。

 

特に、【改修ドレン】の設置ミスや選定ミスによる雨漏りに関しては、多数の事例に基づいた対応実績がございます。

 

【西東京市・武蔵野市・三鷹市・練馬区・杉並区の防水工事・雨漏り対策はお任せください】

 

お客様の建物を、雨漏りの不安から守るために。

 

私たちはこれからも、「見えない部分にこそ技術を込める」ことを信条に、誠実な施工を続けてまいります。

 

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