※本記事は2025年12月23日に最新情報へ更新しています。

タイル外壁の防水対策として採用されることが多い「セブンS」
透明な仕上がりで外観を損なわず、防水性能を付加できることから、マンションやビル、アパートまで幅広く使用されています。
しかしその一方で、セブンSは手抜き工事が起こりやすい防水工法のひとつでもあります。
見た目では施工状態が分かりにくいため、施工内容に差が出やすく、結果として「施工したのに雨漏りが止まらない」「数年で効果が切れた」といったトラブルにつながるケースも少なくありません。
この記事では、
セブンS防水でよくある手抜き工事の実例と、
失敗しないために必ず押さえておきたいチェックポイントを、専門的な視点から分かりやすく解説します。
目次
セブンS防水とは、タイル外壁専用に開発された透明タイプの防水材を使用した防水工法です。
タイルの目地や微細なひび割れから雨水が浸入するのを防ぎ、外壁内部への水の侵入を抑制します。
最大の特徴は、タイルの意匠性を一切変えずに防水処理ができる点です。
一般的な塗膜防水や塗装工事のように外観の色が変わらないため、
・意匠性を重視したマンション
・外壁タイルのデザインを残したい建物
などで多く採用されています。
また、適切な工程で施工されれば、
外壁タイルの劣化進行を抑え、雨漏りリスクを大きく低減できる点もメリットです。
ただし、この「透明である」という特性こそが、後述する手抜き工事の温床になりやすい要因でもあります。
セブンS防水は、他の防水工法と比べて施工品質の差が表面に現れにくいという特徴があります。
塗装工事であれば、
・塗りムラ
・色の違い
・塗り残し
などが目視で確認できますが、セブンSは透明なため、
「何回塗ったのか」「十分な塗膜厚が確保されているか」を、施主側が判断することが非常に難しいのです。
その結果、
・本来必要な工程を省く
・塗布回数を減らす
・乾燥時間を守らない
といった施工が行われても、完成直後には気づけないケースがあります。
特に、価格だけで業者を選んでしまうと、
コストを抑えるために工程を削られるリスクが高くなります。
セブンS防水で実際に見られる手抜き工事には、いくつか典型的なパターンがあります。
まず多いのが、本来複数回行うべき塗布工程を省略するケースです。
セブンSは、規定の塗布量と塗布回数を守って初めて防水性能を発揮します。
しかし、1回分を厚く塗ったように見せかけ、実際には必要な膜厚が確保されていない施工が行われることがあります。
次に注意すべきなのが、下地処理や洗浄が不十分なまま施工されるケースです。
外壁タイルに汚れや劣化物が残った状態では、防水材が十分に密着せず、本来の耐久性を発揮できません。
下地処理は見えない工程であるため、省略されやすい部分でもあります。
さらに、乾燥時間を守らずに次の工程へ進む施工も要注意です。
防水材は、規定の乾燥時間を確保することで性能が安定しますが、工期短縮を優先し、十分に乾かさないまま次の工程を行うと、防水層の劣化を早める原因になります。
これらの手抜き施工は、施工直後では問題が見えにくく、
数年後に雨漏りや再劣化として表面化することが多いのが特徴です。
セブンSの防水工事で失敗しないためには、施工前の確認が非常に重要です。
まず確認しておきたいのが、施工計画書の内容です。
どの工程で、どの材料を、何回塗布するのかが明確に記載されているかを確認しましょう。
曖昧な表現しかない見積書や説明の場合は注意が必要です。
次に重要なのが、施工中の写真記録です。
セブンSは透明なため、工程ごとの写真がなければ、適切に施工されたかを判断できません。
「各工程ごとに写真を提出してもらえるか」は、事前に必ず確認しておくべきポイントです。
また、極端に安い見積もりには注意が必要です。
セブンSは材料費だけでなく、丁寧な施工管理と工程が求められる工法です。
相場より大きく安い場合は、工程削減を前提とした価格設定である可能性も否定できません。
材料を規定量使用しているかどうかも重要なチェックポイントです。
材料を購入していれば「出荷証明書」を発行できるので提出してもらえるか確認しましょう。
セブンSの防水で後悔しないためには、業者選びが最も重要です。
信頼できる業者かどうかを判断するポイントとして、
まずセブンSの施工実績を具体的に説明できるかを確認しましょう。
単に「施工できます」と言うだけでなく、過去の事例や注意点を説明できる業者は信頼度が高い傾向にあります。
また、防水工事としての考え方を持っているかも重要です。
セブンSは「塗るだけ」の工事ではなく、建物の状態を診断したうえで適切に選択されるべき防水工法です。
劣化状況の説明や、他工法との比較をきちんと行ってくれる業者を選びましょう。
さらに、施工後の保証やアフター対応についても確認しておくことで、長期的な安心につながります。
セブンS防水は、正しい工程で施工されれば、タイル外壁にとって非常に有効な防水対策です。
しかし、透明で施工状況が分かりにくいという特性から、手抜き工事が起きやすい工法でもあります。
だからこそ、
・施工内容の確認
・写真記録の有無
・業者の説明力と実績
といった点を事前にしっかり確認することが重要です。
「よく分からないまま任せてしまう」ことが、失敗の一番の原因です。
正しい知識を持ち、信頼できる業者に依頼することで、セブンS防水の効果を最大限に活かすことができます。
セブンS防水で失敗したくない方へ
手抜き工事を防ぐには、施工前の診断と工法選定が重要です。
建物の状態を確認し、セブンSが本当に適しているかを専門家が判断します。
無理な営業は一切ありませんので、お気軽にご相談ください。
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