建物の外壁や目地における「シーリング材(コーキング)」は、わずかな隙間を埋めるだけでなく、建物の耐久性・防水性・美観を左右する非常に重要な部分です。特に近年では、建物の長寿命化・修繕サイクルの延長が強く求められており、シーリング工事においても品質管理と適切な材料選定、正しい施工方法が最大のテーマとなっています。
本稿では、シーリング改修工事における最新の品質管理手法と長寿命化技術、さらには代表的なシーリング材のメーカーごとの特徴、特殊工法や補助資材の役割について詳しく解説します。
シーリング工事の主な目的は、建物の隙間からの”水の浸入を防ぎ”、”部材の動きを吸収”し、”躯体の耐久性”を守ることにあります。
とりわけ以下のような目地部は、建物の動き(振動や熱膨張・収縮)に応じて伸縮を繰り返すため、適切なシーリング材と施工が求められます。
ワーキングジョイント(動きの大きい目地)
伸縮目地
打ち継ぎ目地(コンクリートやALC等のパネルの継ぎ目)
また、施工面とシーリング材の接着状況も重要で、以下のような知識が求められます。
2面接着:両サイドの面にだけ接着させる方法。シーリング材が自在に伸縮できるため、目地の動きに追従しやすい。
3面接着:底部を含めた3方向に接着してしまう状態。伸縮が妨げられ、シーリング材が切れやすくなるため、避けるべき施工ミスです。
この「3面接着」を防ぐために使用されるのが、以下の補助資材です。
ボンドブレーカー(絶縁テープ):目地底に貼ることで、シーリング材と底面の接着を防ぎ、2面接着を確保します。
バックアップ材:目地の深さを調整し、シーリング材の必要量と断面形状(厚み)を適切に保ちます。
但し、水が漏れさせられない場所や必要部位には3面接着になるケースが一般的です。
シーリング材は多くのメーカーから販売されており、用途や建物条件により適材適所の選定が求められます。
【ペンギンシール】シリーズなどを展開。
特に改修用シーリング材で高い信頼性を誇る。
弾性・耐候性・施工性のバランスが取れている。
一般建築用から工業用まで幅広くラインナップ。
防カビ性・耐久性に優れた製品も多数。
耐候型シリコン系・変成シリコン系シーリング材に強み。
色数が豊富で意匠性に対応。
特殊高耐久製品『オートンイクシード』が代表格。
期待耐用年数20年を超える設計が可能。
紫外線や熱に強く、外壁・窓まわりの長寿命化に最適。
耐火・防煙シール材に強み。
防火区画や避難経路に設置される貫通部の封止材で採用。
主に防火・耐火区画に使用される特殊シール材。
高温時に膨張して気密性を高め、煙や火の侵入を防ぐ役割。
一般住宅では少ないが、病院・学校・ビルで多用。
変成シリコン樹脂をベースに、劣化因子を制御。
耐候性に加え、柔軟性・可塑剤のにじみも抑制。
窯業系サイディングや金属パネルにも最適。
建物の大きな動きに対応する特殊工法。
下塗り→ガラス繊維メッシュテープ(または特殊ネット)→主材を塗布し、接着面と躯体の動きを分離。
通常の打ち替えでは追従できない箇所に採用。
モルタル外壁の大開口部まわりや、ひび割れ再発防止にも。
施工の精度を左右するのは、材料だけではなく『施工管理』です。以下は弊社でも重視する品質管理ポイントです。
施工前の目地清掃:ホコリ・油分除去で接着力を確保
プライマー塗布:目地両側へ均一に塗布。塗りムラがあると剥離の原因に
適切なシーリング厚:目地幅と深さに合わせて断面形状を調整
ヘラ押えの丁寧さ:密着を確保し、仕上がりの美しさにも影響
気温・湿度管理:低温や高湿時には硬化不良のリスク
また、打設後の「目視検査」と「断面確認(試験体)」によって、品質を数値と目視で両立することが重要です。
外壁や屋上のパラペット、笠木廻りなどでは、万が一の浸水に備えて「水抜きパイプ」の設置が欠かせません。これはシーリング(シール)、コーキング防水層内に滞留した雨水や結露水を外部に排出するための設備で、構造的な安全性にも直結します。
シーリング材と同様、「水をとどめない構造」が建物保全の基本思想であり、排水計画と合わせて設計・施工することが肝要です。
シーリング工事は単なる隙間埋め作業ではなく、「建物の未来を守るための精密工事」とも言える分野です。使用する材料、施工方法、管理体制——すべてが連動して初めて、高品質かつ長寿命な工事が成立します。
弊社【株式会社幸成】では、用途・建物構造・施工時期に応じて最適な材料選定と施工管理を行い、お客様の大切な建物を雨風からお守りいたします。
ぜひご相談・お見積りはお気軽にどうぞ。
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1987年6月設立:創業38年の歴史
株式会社 幸成【西東京:外壁塗装・防水工事・大規模修繕工事】専門店
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