外壁塗装を行う際に特に注意しておきたいのが塗布回数です。
塗布回数に注意しなければならない理由はメーカーが指定する塗布回数を守らないと本来の塗料の機能を発揮できず期待できる耐用年数を保持できなくなってしまうのでとても重要です。
特に外壁塗装の場合、足場を組んで作業をすることから常にどのような作業が行われているかわからないことが多く決められた塗布回数を守らず、手抜き工事が行われやすくなっているのが事実です。
外壁塗装で行わなければならない塗布回数は下塗り・中塗り・上塗りと3回塗らなくてはなりません。
下塗りに関しては下地の状態によって2回塗ることもありますが基本的には3回塗りが鉄則です。
高機能塗料の場合などには4回塗りの仕様になっていることもあります。
下塗りに使用する塗料はシーラーやフィラーといったものを使用することが多く中塗り・上塗りの材料とは異なります。
下塗りを乾燥させて中塗り・上塗りと行いますが、特殊な塗料でない限り中塗りと上塗りに使用する塗料は同じです。
中塗り・上塗りと工程が分けられている理由は一度に塗膜を厚く付けすぎてしまうと膨れや縮みを起こす可能性があり不具合の原因となってしまうからです。
また仕上げのムラも出てしまうためしっかりと一工程ずつ乾燥させて行わなければなりません。
一般的に使用される外壁塗装の塗布回数は3回塗りが基本になります。
1回目に塗る下塗りは接着力強化や下地を整えるために行います。
この工程を省いてしまうと上塗り塗料の剥がれや仕上りのムラなどに大きく影響を及ぼします。
中塗りは上塗り塗料を使用して行います。
中塗りが完了したら上塗り作業を行います。
外壁塗装の塗布回数以外で重要になってくるのが乾燥時間です。
塗料にはメーカーより定められている乾燥時間があり、塗布回数と同じように品質に大きく影響を及ぼすものとなります。
一般的なシリコン塗料を例に挙げると下塗りを塗ってから3時間以上のインターバルが必要になり、中塗りでは2時間以上の乾燥時間が必要になります。
*メーカーや塗料のグレードにより乾燥時間は変わります。
このように乾燥時間を守らずに塗ってしまうと塗布回数と同じように必要な塗膜の厚みを確保できなことや塗料の機能が発揮できなくなってしまいます。
仕上がってしまえば3回しっかりと塗ったのか分かりにくいのが外壁塗装でもあります。
悪質な業者は下塗りを塗って上塗りを1回塗っただけで終わらせてしまうことが多く、乾燥時間も守らないので低品質なものになってしまいます。
しっかりとした工事を行うには塗布回数を理解し、見積もりに塗布回数が明記されているかまたどのくらいの缶数を使用するかを確認するようにしましょう。
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